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2012年2月

2012年2月29日 (水)

官と民。

娘の東京行きが決定していますので、準備に入っています。今日は、春日井市役所へ行って大学所定の「住民票記載事項証明書」に、春日井市の印をついてもらいました。その後、東京でも使えるように娘の預金通帳作りと入学金振り込みのためにM銀行へ行きました。

市民課の窓口で対応してくれた美しい女性の方は、私の出した書類を見て「おめでとうございます。」と言ってくれました。「大学所定の住民票記載事項証明書」を取りに来た人には、必ず「おめでとうございます」と言うように、市役所がマニュアル化しているとは思えません。あくまでも、窓口の女性の方の判断でそのように言ってくれたのだと思います。思いやりのある、仕事のできる方だなぁ、と感じざるを得ません。

偉いぞ!春日井市役所!!

次に行ったM銀行。入学金振込用紙を見た窓口の女性が
窓口「息子さんの振込ですね。」
私「いいえ娘です」。
窓口「○△□さんですね。」
私「フリガナふってあるでしょ。」
窓口「それではしばらくお待ちください。」

さっきと違う窓口担当の女性が
窓口「お待たせしました。気をつけてお帰りください。」
私「わかりました。」

この銀行の人たちには、私が入学金を振込んだことが理解できていないのでしょうか。
「おめでとう」といえるような学校では無いのでしょうかね。
いつも忙しそうな、繁盛している銀行ですから、いちいち「おめでとう」なんて言っている暇がないのかもしれませんね。

人の心をつかむ「官」と機械のような「民」・・・おかしいぞ。

春日井市に「みずほ銀行」があればそっちで口座を作りたかったなぁ。

2012年2月27日 (月)

賢者の知恵

現代ビジネス「賢者の知恵」に掲載されていた独協医大・永井伸一名誉教授の話しがとても印象深かったので、一部引用します。興味のある方は「現代ビジネス 賢者の知恵」で検索してください。

以下引用

 家庭で社会の規範や秩序を教えるのは、父親の役割です。父親が秩序を強く指向する人だと、子供も秩序を重んじるようになる。反対に、父親が秩序を否定して生きる人間だと、子供は自分に甘く、だらしなくなってしまいますし、困難にあたると、簡単に諦めてしまう。

 頭の良い子供、自主的に勉強できる子供に育つかどうかは、中学生までに親がどう関わったか、それによってどのような脳が作られたかで決まるのです。

 逆に言えば、勉強嫌いな子供でも中学生までなら立て直すのは可能だということです。

 親が変われば、子供も変わるのです。

 成績が悪くても「やればできる」と子供を信じ、成功したら褒めてあげる。そして、たとえ失敗しても頭ごなしには叱らず、なぜダメだったか、次からはどうしたらいいのか、一緒に解決策を考え、勉強は自分のためにするものだということをよく言い聞かせてみる。そうすると、子供は目的を見出し、自分から勉強に向かっていくようになります。

 勉強に集中させるために部活を止めさせようとする親がいますが、それは大きな間違いです。部活動、特にスポーツは忍耐力の向上に役立ちます。また、筋肉を動かすことで脳の「前頭葉」が活発に働くようになります。前頭葉は、蓄積した情報をコントロールする思考の中枢です。ここが鍛えられることで、頭の回転は速くなるのです。

 また、テレビを見せるのを一日1時間未満に限定することも効果的です。映像は情報が断片的かつ一方的なので、脳はほとんど活性化せず、そこからの情報というのは前頭葉にあまり伝達されないんです。問題意識、目的意識が希薄で、考えない若者が増えているのは、日本人のテレビ視聴時間の増加と比例しています。前頭葉を活性化させるには、読書が最も効果的です。

 子供の学習能力は、親から受け継いだ遺伝子からも、もちろん影響を受けます。しかし、育て方によって、子供の力はいくらでも伸びるのです。

「ダメな子はいない。しかし、ダメな育て方はある」

 教員生活38年間、3000人の大学生、2200人の中高生、そして保護者たちに言い続けてきたのは、この一言です。

ウォーキングと思考とグッドアイデア。

昨年の6月よりウォーキングを始めています。内津川の堤防沿いを歩きます。1周すると約3500歩。それを2周半することで、約8500歩ほどになります。時間にして75分、距離にして6.5キロメートル。

それまでは、サイクリングで約10キロほどを走っていました。そのために用意したチャリが「ルイガノBART」というマウンテンバイク。その手の自転車では入門用自転車に相当するのですが、価格は8万円オーバーというもので、その価格にも後押しされて、毎日走りました。しかし、冬の期間は寒さのため、どうしても遠のいてしまいがちでしたので、ウォーキングに切り替えて、無事、この冬は中断することも無く歩き続けました。

遊歩道で自動車がこないため、iPod nanoで音楽を聴きながら、それも23時前後から歩き始めます。歩きながら、しかも曲を聴きながらでも、頭の中は色々なことが駆けめぐっていきます。例えば、生徒の指導のことや授業のこと、我が家の家族のこと、将来のこと、等々。その中から、前向きな素晴らしいアイデアがたくさん浮かんでくることが多いという事実を知ってから、なおさらウォーキングがやめられなくなりました。

本日は久しぶりに明るい時間に歩きました。さすがに昼間は、色々な人とすれ違います。ウォーキングをする人、犬の散歩をする人、走っている人、その中の何人かは、互いに会釈してすれ違います。

さぁ、ウエルネスリンクで、歩数を管理するぞ!!本日の歩数は8719歩・72分・6.8キロメートル・481キロカロリー消費、という成績でした。


2012年2月26日 (日)

iPad3・・・。

本日塾生のお父さんから「iPad」を購入したいのだけれど16GBで大丈夫ですか、とのお問合せを頂戴しました。一昨年より、要学院の塾生にiPadを差し上げるコースを開設しており、先輩達がiPadで学習する姿を見ていた後輩が「欲しい!!」「便利」と思うのは十分に理解できます。

わからない言葉があれば「大辞林」で調べ、知りたい事項があれば、Wikiで調べ、PDFに変換されている私の自作教材が入っているiPadを一度でも使用したら、手放せなくなるのは当たり前です。

お父さんには、もうすぐiPad3が発表になる可能性があるのでそれまでしばらくお待ちください、とお伝えしました。発表されたら私の初代iPadも「3」にしようと思っています。我が家にはApple TVもあるので、新しいiPadが来れば、画面をテレビで見られるようになり、妻の調べものも格段にしやすくなるはずです。

2012年2月25日 (土)

今日を忘れないでね。

この4月より、私立中学校の1年生になる皆さん。2月25日と26日を忘れないでください。カウントダウンが始まりました。えっ?何のカウントダウンかわからんと言っているのは君ですか?

教えてあげましょう!国立大学の前期入試日なんですよ!!君たちにとって次の入試まであと6年間ですよ!!
中学入試で、第一志望に合格したとか、ダメだったとか、そんなことは忘れて6年後を目指すこと。これが大切です。

例えば、春日丘へ通うことになった君・・・。君が6年後に戦う相手はどこにいますか?
東海ですか?
南女ですか?
開成ですか?
灘ですか?
それとも春日丘で一緒になる同級生ですか?

全て正解です。つまり、見える相手だけでなく、君たちが6年後に競う相手は、見えない場所で頑張っている
生徒達なんですよ。

6年前、我が家の娘に、南女から不合格通知が届いたときに、親として私は娘にこんな話をしました。

「今回の入試では、たまたまお前より成績上位者が200名いたから合格通知は届かなかったけれど、お前の努力や能力などの価値が否定されたわけでは無い。この悔しさを胸に秘めて6年後に雪辱できるよう頑張ろう。お前のライバルは春日丘だけに存在するのでは無く、南女や、東海や全国各地にいるわけだから、常に見えないライバルを意識しながら頑張って欲しい。」

あれから6年間経ちました。見えなかったライバルも本日と明日「駒場」に集います。


2012年2月24日 (金)

頭がいいとか悪いとか・・・<その1>

頭がいいとか悪いとか、簡単な言葉で言いがちですが、中学受験における頭の善し悪しは、精神年齢が高いかどうかということに比例する場合が多いんです。精神年齢が高いと学力年齢も高くなるので、難しい内容もこなしていけます。ところが精神年齢が幼いと、学力の伸びも今一つになります。

では、どうしたら精神年齢を上げることができるかといいますと、それは神様の領域に近く、背が高いとか、背が低いとか、人の力では何ともならない場合が多いんですね。

このブログをお読みの方に、小さなお子さんがいらっしゃる場合には手だてがあります。読書をさせてください。お母さんが読み聞かせをしてあげて、読書大好きなお子さんにしてください。読書が好きな小学生は、精神年齢が高い場合が多いですね。

子育ては、親の考えと決断です。3歳から方向性を決めて習い事を始めないといけないこともあります。その時期を過ぎたらもう手遅れという世界も存在します。先を見越せるよう、親も勉強が必要です。
父親が家でテレビのバラエティー番組を見て笑っている家庭では、子どもが正しく育たなくて「あったり前だぜ」かもしれません。

2012年2月23日 (木)

ほめまくって子育てをしてください。

いわゆるアメリカンスクールと呼ばれているインターナショナルスクールで3歳から6年生の1学期まで子どもを通わせたということは、同じ期間その学校の先生達と我々親も一緒にお付き合いしたということです。

アメリカ人の先生達は、全員が全員「ほめ上手」です。とにかくどんなことでもほめてくれます。それこそ、靴下の破れ具合がかわいいとか、寝起きのような髪形が素敵だとか、小さなことも見逃さずにほめてくれます。

そんな我が家の子どもたちも、6年生の2学期には地元の小学校に替わりました。理由は私立T中学校だけが、インターナショナルからの受験を認めてくれなかったからです。それはともかく、地元の小学校に替わって我が家の子どもたちが真っ先に感じていたのは、「日本の小学校の先生は余りほめてくれない」ということでした。確かに日本人はほめることにテレを感じるためか、根っからほめることが下手ですね。

我が塾でお預かりするお子さんがたには、意識的にほめるようにしていますし、保護者の方にもそのようにお願いしています。しかし、ほめてばかりというわけにもいかないでの、5回叱ったら、必ず5回ほめる、それも全力で叱ったりほめたりする、ということを実行すると同時に、ご父兄にもお願いしています。

本日、我が家にK大学と中央大学の合格通知書が届きました。

2012年2月22日 (水)

これでいいのか・・・?

妻とご近所の奥様との会話

ご近所の奥様「息子さんはどちらの学校ですか?」
妻「南山男子部です。」
ご近所の奥様「まぁ、優秀でいらっしゃるのね!」(あげぽよでテンション高く)

ご近所の奥様「ところで娘さんはどちらの学校ですか?」
妻「春日丘の啓明コースです。」
ご近所の奥様「まぁまぁ、中部大学へ行く学校ですね・・・」(さげぽよでテンション超低め)

地元でも春日丘啓明コースの評価はこんなもんです。
春日丘啓明コースの良さを世間に知らしめない学校の怠慢だ、と私は思っています。
例えば、南山女子部に合格しながら春日丘啓明コースに入学した生徒が過去に4名いて、そのうちの3名が東京大学に合格しているなんて、誰も知りませんよね?

テスト会模試での偏差値が「45〜55」程度の生徒がこの学校へ進んだら、6年後は大変身させてくれると確信しているのは私だけでしょうか?

2012年2月21日 (火)

これでいいのだ・・・??

週末の土曜日と日曜日は国公立大学前期入試です(評判の国際教養大学は分離・分割方式では無いので日程が異なります)。春日丘啓明コースの17回生の皆さん!!夢の実現までもう少しです。頑張ってください。

6年間面倒を見てもらっている春日丘のH先生と、17回生トップレベルの皆さんに引っ張っていってもらっている娘の会話。

H先生「おーい、K(娘の名前)、残り一週間くらい勉強しろよ!!」

家でつぶやく娘の独り言
「もう勉強やだ!前期終わったら絶対勉強やんない!」

両者の認識の違いは面白いですね。基準が違っているのでしょうね。

妻と娘の会話
妻「日曜日、入試終わったらどこいく?」
娘「フォーエバー21とH&M!!」
妻「最終の新幹線って何時だった?」

彼女たちは渋谷に何をしに行くのでしょうか?

2012年2月20日 (月)

我が家の娘は高三でもおサルさんでした・・・。

中学受験の良いところは、勉強方法・学校選び等々全てに関して親に決定権があるが、高校入試以上では決定権は子どもに移ってしまうという話しを多くの親御さんにしました。申し訳ありません。それは間違いであることが判明しました。前言撤回です。

我が家の娘が大学の受験先を選ぶにあたり、全て任せておいたところ、トンでも無いところばかりを選んできました。やれICUだ、ほれ上智だ、なんだかんだと好き勝手な学校を言うわけです。親としてふむふむと聞いていたわけですが、後日調べてみる恐ろしい選択であることが判明しました。大学では学部毎に手付金として入学金相当の金額をいれることで合格の権利を保てるわけで、娘の言った学校の入金手続き日を調べてみると、何と、全ての学校に入学金を払わないといけないという学校選びだったんです。親の懐具合にまで思いをはせない娘はまだまだおサルさんでした。

その後、親がしっかりと口をはさんで、娘の受験校を決めました。皆さん、子どもが高校生であってもまだまだ人間的には未熟なおサルさんです。親が主導権をとって進路を決めてあげてください。

2012年2月19日 (日)

表紙のおサルさん

要学院の国語の授業では、「1000のことば<レベル2>」を使っています。このテキストは子どもたちの日本語力を伸ばすためには非常に良い教材と考えています。この本の隠れた面白さは表紙の絵にあります。たくさんのおサルさんが描かれているのです。つまり、この本で勉強しておサルさんを卒業して、さっさと人間になろうと言っているとしか思えないのですよ、私には・・・。やっていいことと悪いこととの区別が余りつかない小学生は、確かにまだまだおサルさんに近い存在であることは私も認めざるを得ない場面が多々あります。そんなかわいいおサルさんが両親や先生など、周りの「人間」の指導を受けて人間として、日本人として大きくなっていくことを成長するというのですね。

しかし、私は同業者の塾長からすごいことを聞いてしまいました。世の中には不幸なこどものおサルさんがいるらしいのです。どういうことかと聞いたところ、子どもだけでなく親もおサルさんの場合らしいのです。親がおサルさんであるがために、子どものおサルさんを正しく育てられないらしいのです。オサルさんが育てたおサルさんはいつまでたってもおサルさんだということらしいです。

興味があった私は、どういう親がおサルさんなのかを聞いてみました。おサルかどうかは、受験期に判明するそうです。次のような方が問題ありということでした。

合格できたら、子どもと一緒に大喜びして「さすがこの子は天才」と声を大にして言いまくる人。不合格の場合、子どもと一緒に泣きながら「責任を周りに転嫁する」人。私の塾にはいないタイプです。こういう人は「合否の連絡もくれない」「世話になった人にお礼も述べない」ということもその塾長は言っていました。

どういう親が、人間の親かということも聞いてきました。次のような話しでした。
合格できた場合には、「周りの人々のおかげだから感謝の気持ちを伝えましょう。」と天狗になりがちな本人をいさめる親。不合格の場合「残念だけれどあなたもよく頑張った。ここまで頑張れたのも周りの人々が応援してくれたおかげだから感謝の気持ちを伝えましょう。」と子どもを元気づけて、色々な人に子どもと共にお礼に回る親。私の塾に多いタイプの親御さんです。自慢ではありませんが、我が塾の塾生と親御さんは、受験結果に関わらず(合格した学校が、たとえ第一志望ではなくても)、みなさん全て、感謝の気持ちを伝えてくれます。こんな素晴らしい親御さんが育てるお子さんは人間的に素晴らしい大人になって、素晴らしい子どもを育てるという循環をしていくのでしょうね。

我が塾は素晴らしい親御さんと、人間目指して頑張るかわいいおサルさんがいてくれる塾です。かわいいおサルさんを何としても人間にすべく、塾長も頑張ります。ご両親と塾生に、感謝感激ありがとう。

2012年2月18日 (土)

6年後をイメージできたものが勝ち-2

6年後に受験する大学をささやき続けるために、お母さん、あなたに必要なことは大学入試のスペシャリストになることなんです。大学入試について勉強しまくって、そこらの高校の進路指導の先生に負けないくらいになってください。

例えば、慶応義塾大学。ここの文系は英語が強くないと話しになりません。英語の苦手な生徒はおととい来やがれ状態です。法学部の入試科目は「英語と社会(世界史または日本史)と論述」配点は英語200点、社会100点、論述100点の400点満点で、2011年の合格最低点は226点。総合政策学部の入試科目は「英語または数学と小論文」で配点は200点+200点の400点。2011年度の合格最低点は250点程度。

例えば東京大学は二段階選抜を実施しているのでセンター試験(900点満点)の結果で門前払いになる可能性がある。門前払いをクリアした後は、900点のセンター得点が110点に圧縮されるという、極端な傾斜配点が待ちうけている。センター試験で他の生徒より100点高い点数を取っても、二次試験ではそれは12.2点にしかならないという状況です。したがってこの大学は二次試験に強い受験生が有利となりますね。

こんな具合に、6年後のお子さんのために、いろいろいろいろ調べて勉強しながら、お子さんの耳元でささやいてくださいませ。

2012年2月17日 (金)

6年後をイメージできたものが勝ち

4月から中学1年生になる生徒諸君で、6年後の自分の姿を思い描ける人はだれもいません。当たり前だのクラッカーですよね。苦しい受験を終えて、何を買ってもらおうかということで頭が一杯ですから。ここで親の出番が回ってくるのです。お子さんに「あなたが6年後に入る大学は○△□大学です!!」と決めてやってください。1年から2年くらいはその大学の名前を耳元でささやき続けることが大切です。毎日そのささやきを聞き続けた子どもは、しまいにはその大学へ行くのが当たり前に思えるようになってきます(お父さんが医師であれば無言のささやきで子どもは医学部を目指しますね)。いわゆる洗脳ってことですね!!しっかり洗脳するのがお母さんの仕事ですよ!!頑張ってください。

2012年2月16日 (木)

決断力-その3

我が家の長女の場合は、5回の決断の時期がありました。
1回目は3歳の時。NIS(Nagoya International School)に入学させるときです。両親が日本人である場合、ここに入学できるチャンスは3歳の時点の1回のみ。入学試験は親子面接。もちろん英語で行われます。我が家の方針で、3歳から語学と音楽をやらせたいと思っていましたので、3歳での決断は、無理を感じないレベルのものでした。しかし、英語での面接があるため、2歳から英語を意識した育て方をはじめて、その対策を行いました。(その4年後に長男がここを受験したときの面接は鮮明な記憶があるのですが、長女の面接は私の記憶からは薄れています。)NISでやっていけるかどうか非常に不安な部分もあったのですが、幸いなことに合格できたので、英語の生活がスタートしました。英語力が着実に身に付いた、ここでやっていけるという確信を得たのは、NISでの1年が過ぎてハワイの幼稚園のサマースクールで過ごした4週間の体験でした。NISの多くの子供たちは、1年目(レッドクラスといいます)が終了した時期の夏休みに海外のサマースクールに参加します。4歳の娘はハワイの幼稚園のサマースクールで現地の子供たちより上手に英語でコミュニケーションがとれていましたので、これなら大丈夫であると確信し、今後もNISへ通わせようと決断しました。

その娘も昨日と本日は東京でK大学の入学試験を受けています。付き添っていった妻は、娘が試験を受けている間にT大学の下見です。試験会場の教室まで下見することができ、机にがたつきがないか座ってみたり、トイレも実際に使用したりして、隅々まで確認してきたとメールが来ました。合計2回、受験のために東京に行きますが、この日程でホテルを予約したのは昨年の4月であったと思います。特に2月25日と26日は国立入試のため、早い時期からロケーションのいいホテルは埋まっていきます。後輩の皆さん、予約はお早めに。

2012年2月15日 (水)

教えてあげましょう。

2月と3月限定。
今すぐ知りたい!!
そうだ、見極めてもらおう、「合格できる」か「できないか」を。

 今の時期に、来年の中学入試で「合格できそう」か「無理っぽい」のかなんてことを見極めることができる?そんなことできる訳がないと思っていますね?それができるんですよ。私もこの仕事を30年近く続けていますので、それがわかっちゃうんです。それが経験ってやつですね。ただし、判断するための条件もあります。1年以上受験勉強をしている新小学6年生であること。今のままの学習を残り1年続けた時、どこに合格できそうかを教えてあげます。私は占い師ではありませんので、もちろんきちんとした方法で判断します。合計20時間を私の教室に通わせて下さい。日時は相談しましょう。ご希望があれば残りの期間の学習についてのアドバイスも差し上げます。「残りの1年を要学院に来なさい」なんてけちくさいことは言いません。合格に向けて最善の方法をとってあげるのが親の役目です。親の役目を手伝いのが私の役目です。

2012年2月14日 (火)

決断力-その2

学校選びだけでなく、全ての場面において何本かの道から一本を選択しなければならないのが我々の人生です。その選択を小学生にさせてしまう親御さんがたまに見受けられます。理想は、親の意見と小学生である子どもの意見が一致することです。しかし、いつも意見の一致をみるということはありません。親の選択肢と小学生の子どもの選択肢が違ってしまう場合、このような場合の選択は親がしてあげなければいけないでしょうね。それを、「私は違うと思うのだけれど、子どもがそう言っているからそうします。」という親御さんがごくまれにいらっしゃいます。小学生の子どもが大人より正しい判断をするとは、私には思えません。親が判断してあげなければいけません。判断を子どもにまかせてしまう親がいるとしたら、それは子どもを教育するという親の義務を放棄しているといっては言いすぎでしょうか?子どもは勝手には正しく育ちません。親が正しく育ててやらなければ正しく育たないのです。

2012年2月13日 (月)

決断力-その1

娘の通う春日丘啓明。今年東大を受験する生徒の数が過去最高であるということです。高3で受ける模試の結果を見ても(娘が受験した全ての模試の結果を確認しました)、文系に限れば東大と名大とでは大きな偏差値の開きがあります。例えばある模試で、東大文一がC判定でも、名大の法学部はA判定(しかもかなり上位)になります。名大医学部を除く理系でも状況は同じではないかと思います。名大に軽く合格できる力がある生徒達が東大を受験するわけです。しかも名大より東大の方が合格しにくいわけですから、彼らの決断力に拍手をおくらないわけにはいきません。是非とも、春日丘啓明から東大を受験する生徒諸君全員が合格してくれるよう、心から祈っています。世間の評価では「アヒルの子」が実際は「白鳥の子」であったことを是非とも見せつけてください。

2012年2月12日 (日)

中央大学

娘が11日に受験した中央大学は私の母校でもあります。在学中にお茶の水から多摩校舎への移転があり、当時浅草に住んでいた私にとっては、田舎に引っ越すような気分で多摩校舎へ通いました。都バスで国鉄の浅草橋から新宿へ、そこから京王線で多摩動物公園へという経路で、一体どれだけ時間がかかったのか・・・。しかし、それだけ時間をかけて通うのに相応しい規模の白いビルが建ち並ぶ学校へと変化したのは間違いありません。卒業以来、一度も訪れていませんが、写真で見る限り当時と同じような情景を保っています。娘が東京で住み始めることになったら、母校の中大と上野高校を訪問したいと思っています。

2012年2月11日 (土)

報告

保護者の方にお知らせした「要学院通信」をそのまま掲載します。

皆さんへ
こんにちは。昨日の報告です。
5年生の塾内家庭学習でした。エレベーター計算を、タイムを計りながら練習した関係か、大いに盛り上がりました。
その後、漢字と1000のことばの学習等々、家庭で学習する代わりに要学院の教室を使って、私が先生役で、しっかりと学習してもらいました。
家であればだらだらとなりがちですが、さすがに教室でしかも私の目の前でだらだらするわけにはいかないでしょう。
皆様にご理解頂きたいのは、ルーチンワークの重要性です。受験生にとってのルーチンワークは「漢字・語句・計算・音読」です。音読に関しては理社のテキストを音読することも含めます(国語の音読より重要度が高い)。これらを毎日訓練することで学力(長時間の学習に堪えることができる力も含む)がアップしていきます。要学院の塾内家庭学習では当然これらのルーチンワークを実施しますので、塾に来ない日はご家庭で実施してくださるようお願いします。毎日一回ルーチンワークを実施することが最低限のノルマと思ってください。特に理社の音読はお母さんが必ず聞いてあげてください。

2012年2月10日 (金)

要学院と春日丘啓明

「要学院」と娘が通う「春日丘啓明」。共通点を感じています。それは徹底的に勉強させて、生徒の能力を100%かそれ以上発揮させるという点です。1万時間の法則のように、相当時間一つのことをやり続けると一人前になれるという考えに近いものですね。しかし、決定的に違うのが、要学院が2年間毎日という指導に対し、春日丘啓明は6年間ほぼ毎日という指導です。このような指導の結果、生徒達は各自の能力を100%発揮させて受験を乗り越えていきます。我が家の娘は、明日、中央法学部の入試です。彼女の3回目の入試(1回目3歳・2回目12歳)がいよいよ本格的に始まります。「既に防衛大学の人文に合格しているから浪人はなし」等とのんきなことを言っていますが、真剣に受験してきて欲しいと親は思っています。

訓練

新5年生に対する訓練の一番手は、計算力養成です。要学院では「エレベーター計算」を使用します。たし算のエレベーター計算、引き算のエレベーター計算、かけ算のエレベーター計算、そしてわり算のエレベーター計算の4パターンです。塾だけでなく、家でも家族そろって楽しめるのがこれらの方法です。5年生の入塾プレゼントはこの「エレベーター計算カード(全81枚)」です。要学院での経験から判断すると、エレベーター計算に強かった小学6年生は、6年後の入試においても良い結果を出しています。記録保持者のS君は名大医学部医学科、2番手のAさんは早稲田、3番手のK君は東大に合格しました。

国語の訓練においては「1000のことば」を学習します。読書不足の関係で「語彙力」が不足する受験生は、読解力にも悪影響を及ぼします。それを治療するためのテキストとしては、最高のものと考えています。

2012年2月 9日 (木)

6年前

本日の要学院授業は「塾内家庭学習」で、私の前には6年生と5年生が各1名。それぞれが昨日の宿題にとりかかっていきますので、一問一問私が細かくチェックしていきます。私の思考パターンを生徒に植え付けていくためには、この方法が最適です。私立中学を受験する小学生が「自習」で成績アップをするなんてことは絶対にありません。誰かが一問一問チェックしてあげる必要があります。目の前の2名を見ながら、我が家の長女が6年生の時を思い出しました。長女が6年生ですから、長男は2年生でした。2人とも要学院で勉強していましたので、教室では私が指導しましたが、家で私が子供たちの勉強を教えた記憶がありません。多分、妻が一問一問面倒を見ていたのでしょう。その長女も高校3年生。東海・南山男子・淑徳・金城・椙山へ進んだ要学院の同期達も、頑張って志望校に合格して欲しいものです。個人塾は、私立中高等学校と同様で先生が替わりませんので、要学院卒業後も連絡を取り合っている生徒たちがいます。彼らの6年ぶりの受験が必要以上に気にかかります。

2012年2月 8日 (水)

東京大学第1段階選抜 900点満点

本日、東京大学の第一段階選抜(いわゆる足切り)の発表がありました。我が家の娘も所属する春日丘啓明17回生。東大受験組の文系は全員が問題なくクリアしているはずです。心配なのは理一です。770点という高い得点での足切り。どうかクリアしていて欲しいと思っています。
足切り点
文一 721 文二 670 文三 632 理一 770 理二 743 理三 706

最高点
文一 889 文二 887 文三 868 理一 885 理二 881 理三 889

平均点
文一 786.40 文二 796.21 文三 792.14 理一 813.82 理二 792.72 理三 812.92

素晴らしい!!

副塾長(妻)担当の新5年生の授業を少しばかり横で見ていました。テーブルを囲んで4名の生徒が真剣に妻の話に聞き入っていました。5年生といえども学校ではまだ4年生。そんな生徒達が4時間の授業に集中力を切らさずに最後まで頑張れるのは、教師1名に対し生徒が4名という環境だけでなく、生徒諸君の意識の高さがものをいっているのでしょう。
新たな気持ちで彼らの「夢の実現」をお手伝いできるように、要学院ホームページ「春日丘啓明」に17回生の「誓いの言葉を」掲載しました。
授業内容の概要と宿題はご父兄宛にメールで送信しておりますのでご確認下さい。

2012年2月 6日 (月)

宜しくお願いします。<ブログスタート>

明日から要学院も新年度が始まります。新しい生徒諸君はきっと緊張しているでしょうね。この緊張感を忘れないで頑張っていきましょう。

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