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2012年3月19日 (月)

意地と愛情・・・最後の砦。(海陽学園と春日丘啓明と要学院)

受験生の進路指導で大切な数字は、模試の合格可能性ですね!
中学受験であろうと大学受験であろうと、われわれが指標とするのは、まずは模試の成績です。これでA判定(80%の合格率)をもらうために、要学院であれば2年間という時間を全力で頑張らせます。例えば東海中学校受験者で、A判定の生徒が100人存在すれば、80名以上は合格します。受験直前も機械的に指導すればことが足ります。こんな生徒がたくさんいれば、塾の合格実績は放っておいても上昇しますし、指導する側も楽でしかたがありませんね!!

重要なのは、B判定(合格可能性65%)やC判定(合格可能性50%)で受験を迎える生徒に対し、塾がどのような指導をするかなんです。放っておけば100名の内、50名近くが不合格になるBC判定・・・。この生徒達に対する指導が、塾長の腕の見せ所なんですよ。このレベルの受験生を合格に導くために必要なのは・・・・・・・・・・・何だと思いますか?

それは「意地」と「愛情」なんです。

D判定(合格可能性35%)やE判定(合格可能性20%以下)で受験した学校が不合格になっても、それは当たり前です。DやE判定で受験して、届いた不合格通知を見て悲しくて泣き出す親御さんが、他塾にはいらっしゃるそうですが私には考えられません。DやE判定になるのは、それなりの理由があるわけですから、改善できるのかどうか、改善できるとしたらどのようにするのかを、早い時期に塾と相談しないといけませんね。

B判定やC判定の生徒を合格させる秘訣は「意地」と「愛情」ですね。
意地は塾長だけでなく受験生にも必要です。塾長に欠かせないのは、生徒一人一人に対する愛情です。我が子だと思って、丁寧に丁寧に丁寧に何度も何度も何度も、指導しなければいけません。愛情が足りないと、指導が一方的になり、生徒が分かっていようがいまいがお構いなく、投げやりな指導になってきます。B判定やC判定の生徒を合格させるためには、何をどのように教えていくのか、特に受験直前の3ヶ月間は24時間考えているといっても過言ではありません。合格させてやるという意地と愛情がなければやってられません。

今、要学院の今年の受験生の模試を見ているのですが、C判定まで合格させています。少数ですがE判定でも合格を出しています。確かにこれらの学校は中堅校ですが、我々の意地と愛情の勝利ですね。(東海・南女・滝をC判定で受かっても、お母さんは鼻が高いのですが、お子さんは幸せにならない可能性が高いので、余り勧めません。)

意地と愛情・・・海陽学園の先生方にはたっぷりあったと感じます。
意地と愛情・・・今年の春日丘啓明コースにはなかったと思います(A判定の生徒まで・・・)。春日丘啓明一期生にたっぷりと注いだ愛情と意地。春日丘の管理職と先生方が思い出してくれることを念じてやみません。

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