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2012年4月30日 (月)

10年後をイメージできたものが勝ち-3

娘から連絡があった折りに、サークルは何に入る予定か聞いたところ、考古学関係のサークルと国家公務員試験対策のサークルを考えていると返事が来ました。他にも、オーケストラのサークルも尋ねたそうですが、
「楽器は何ができるの?」
「ハープです」
「おーーー」
「家で練習できるの?」
「寮だからできません」
「そっかぁ・・・」という盛り下がり方だった、という話も聞きました。

昨日お話した通り、公務員試験が今年から変わりました。国家一種に相当するのが総合職ですが、きちんとそれを意識しながらサークル選びをしているとはある意味、見直しました。東大に合格していたら、3年から本郷の法学部に行くことなく、駒場の教養学部に残るだろうなと想像させるくらい、国家公務員の話しはしばらく出てきませんでしたから。

娘には話していませんが、親としては、首尾よく外務省勤務ができた場合、その先までイメージを膨らませています。外務省は国内と国外の勤務が交互にあります。当然その途中で、結婚・子育てという人としての重要なイベントが待ちうけています。

日本人と結婚するとは限りません。日本で子育てをするとも限りません。結婚相手は分かりませんが、海外で子育てをすることは間違いありません。その場合、現地の学校・インターナショナルスクール・日本人学校と選択肢があり、娘なら自分と同じインターナショナルスクールを選ぶだろうということ、そして日本人としての日本語教育は家庭で行うであろうと想像しています。

日本人の子どもで、外国語に強い場合は、往々にして日本語に弱いという弱点があります。外国語と日本語の両方に強くなるためには、普通の子どもの2倍の努力が必要であり、親はそのことがわかっていないといけません。我が家の子どもたちは、英語はNISで日本語と日本の小学校の授業内容は家で私たちが教えました。

そのように育った娘は、多分に自分の子育てもそのように考えると父母である我々はイメージしています。

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