入試分析・・・南山男子部その1
今回は南山男子部にスポットを当てましょうね。
手元に、4月28日に行われた常磐会主宰の進学説明会の資料があります。これは5月13日の学校説明会で配付される資料と同じものです。その最終ページ(過去3年間の入試データ)を掲載します。
まず志願者数推移は、742→706→566と減少しています。
受験者数も同じように、666→640→504と減少しています。
合格者数は、237→244→207と今年は激減です。
理由はご存知の通り、南山小学校から推薦で入学してくる生徒諸君がいるからです。入試直前には約40名が推薦入学予定者と男子部のホームページに記載されていたと思います。したがって、仮定の話で考えると、推薦入学がなければ207+40=247名の合格者ということになりますね。しかし現実は、一般入試での合格者数は、例年より約40名減少したわけですから、本来ならば合格でき辛くなったはずです。
ところが、志願者数の減少に助けられたように実質倍率は下がりました。
一昨日お伝えしたように、テスト会の資料によると、合格最低偏差値は昨年より2.5ポイント上昇していますので、結論を言えば・・・・
より高いレベルの生徒諸君の厳しい争いになったということでしょう。昨年であれば合格できたレベルの生徒が涙をのんだ姿が目に浮かびます。
来年以降、志願者数が600台に乗った場合、一般入学の定員が減少している以上、非常に入りづらくなることが目に見えています。
要注意です。受験生はより一層の努力が必要で、甘く考えると痛い目に遭います。
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