充実した奨学金②・・・慶応義塾
今回は民間の奨学金についてお話しましょう。
民間ですから、何も慶応義塾の学生だけが対象ではありません。色々な大学に推薦依頼をします。
例えば「中村積善会」。
財団法人中村積善会は、女性の創設者である故中村静尾氏の個人拠出による奨学育英財団で、優秀な学生・生徒で、経済的理由によって就学困難な者に対し、学費の一部を援助しています。
1.推薦学生について
各課程の最短修業年限を給付します。
2.月額は、一律40,000円です。
3.推薦基準
大学・大学院に在学するもので、学長等から推薦されたもの。
優秀な資質を有し、家庭的に不遇にして奨学金返済困難と認められるもの。
自主的向学心に冨み、学習活動その他生活全般を通じて態度、行動が学生にふさわしく、将来良識ある社会人として活動し、国家社会に貢献し得る素質の見込みがあるもの。
4.家族等の教育に対する関心度
学生が学業半ばで挫折または不本意ながら退学する事態にならないためには、教育に対する親・家族または保証人の高い理解と、精神的な援助を行うことが不可欠ですから、推薦者はこの点も考慮すること。
ある大学に中村積善会から届いた推薦依頼書を抜粋しました。
慶應義塾大学でもこの中村積善会の奨学生募集があります。全学部1年生が対象です。昨年の応募状況は199名応募して、学校から推薦された学生が1名、採用が1名という結果でした。
日本学生支援機構のホームページによると、採用数が全国で150名です。毎月4万円の奨学金を給付し、1年生であれば4年間給付されるわけですから、資金力もすさまじいものがありますね。また、お金をこのように使う志に感激です。
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