« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

2012年6月30日 (土)

飛ぶ教室・・・聖霊

代ゼミによる大学偏差値

南山外国語英米・・64
南山法学部・・・60
南山経営・・・・60
南山経済・・・・58
南山総合政策・・57
中京文日本文・・57
名城理工数学・・56
愛知法学部・・・55
中京法学部・・・55
中京経済・・・・54
南山情報理工・・54
愛知経済・・・・53
名城法学部・・・51

この地区でのナンバーワン私立大学は「南山」です。その南山に50名程度の推薦枠を持っている「聖霊」。お子様が女の子で、将来この地区の大学に進学させたいと考えている保護者の方が、聖霊中学を第一志望校にしない理由は見当たりませんね。

南山大学に合格者を出している高校を一部抜粋

愛知高校・・・147名
愛知淑徳高校・112名
滝高校・・・・63名
南山高校・・・219名
聖霊高校・・・・42名
金城高校・・・・41名
椙山高校・・・・8名
名女大高校・・・15名
春日丘高校・・・22名
大成高校・・・・34名
東海高校・・・・19名

南女から南山大学、聖霊から南山大学、春日丘から南山大学。
南山大学入学を中心に考えると、中学校の選択肢もたくさん増えます。

1


Photo


2012年6月29日 (金)

懐かしい・・・6年前の成績です。

わが要学院の卒塾生で春日丘中学校1年生(啓明23回生)が、期末試験の勉強のために教室へ来ています。娘たち啓明17回生が6年前に使ったファイルで過去問を調べていたところ、当然のように順位一覧が出てきました。

啓明17回生中学1年1学期期末試験順位表 ↓

Seiseki0628


8教科順位に掲載された成績優秀者が6年後にどこの大学に行ったのか、追跡調査しました。なにぶんにも情報を出さない学校ですから、不明の生徒もいます。不明の場合と浪人の場合は空白にしました。

Singakusaki0628_2

そうそうたる大学名が並んでいますよね。また、17回生の東大受験者は現役6名でした(1名は高校から啓明コースに入ってきた生徒さんです)から、全員が成績優秀者に名前を連ねていたわけです。

学校から発表されている17回生の大学合格実績の一覧と中1期末試験の順位をチェックしてみると(左が学校発表、右が要学院塾長調べ)、入試難易度の高い大学へ合格している生徒たちは中1から上位だったといわざるを得ません。

東大1名 → 中1期末順位4位
京大1名 → 中1期末順位16位
名大3名 → 中1期末順位8位と中1期末順位14位
北海道大1名 → なし
東北大1名 → 高校から啓明コースに入学した生徒さんです
大阪大1名 → なし
東京外大1名 → 中1期末順位9位
お茶の水女子大1名 → 中1期末順位3位
愛教大4名 → 中1期末順位10位と中1期末順位13位
名古屋工業大1名 → なし
岐阜大5名 → なし
三重大1名 → なし
静岡大2名 → なし
富山大1名 → なし
滋賀大2名 → なし
島根大1名 → なし

Jisseki0628

つまり、この学校においては、早い時期に成績優秀者に名前を出さないといけないということがわかります。優秀な生徒は、途中の順位に紆余曲折があっても、最終的に中1の時の順位に戻ってくるというわけです。
(この学校だけではないでないでしょう。過去に要学院から優秀な成績で中学校に進学した生徒は、6年後にも素晴らしい大学へ入っている確率が高くなっています。)

23回生の要学院卒塾生にも当然のことながら「成績優秀者に名前を載せること」と指令を出しました。成績優秀者に名前を載せられれば、高校受験も可能になり、未来への可能性が広がります。(私立から私立へ変わることは高校受験時のみ可能です。)

追伸

人事が発表されていますね・・・啓明20回生
 私が心配したとおり、(中学から在籍している)高校の啓明コースから悲鳴が聞こえますが、指導される啓明の生徒も指導する先生もつらいのではないでしょうか。傷口が広がらないうちに校長は決断をしなければいけません。


2012年6月28日 (木)

JAXA・・・あなた文系じゃん。

JAXAに興味があるから、7月4日に開催される「JAXAシンポジウム2012」に行ってくる、と娘から連絡がありました。

Jaxa

いくら「はやぶさ」が有名になっても、ロケット飛ばすためには理系じゃないとだめでしょ?と言ったところ、「経営管理系」と返事が返ってきました。

なるほど、ロケットを飛ばすためには研究者だけではだめなんですね。
法務・財務・契約・総務・人事・経営企画・国際・産業連携・広報
という部門が経営管理系にあります。

JAXA経営管理系新卒採用サイト

たとえば国際、「国際会議の企画立案から、大使館の科学担当へのPR活動、国際協定に関する文書の作成、国際宇宙情勢の調査など「宇宙に特化した外交」業務全般を担当します」とあります。

「宇宙に特化した外交」・・・魅力的な表現ですね。このあたりに惹かれたのかもしれないと予想しています。

2012年6月27日 (水)

国家公務員総合職合格・・・トップは東大だね。

昨年までの国家公務員一種に変わる国家公務員総合職の合格者が1326人(昨年比4.6%減少)と発表されました。受験申し込み者数は23881人で昨年より13.4%減少です。

その結果倍率は18.0倍(昨年は19.8倍)と多少広き門となったようです。

女性の合格者は32人増で306人、合格者に対する割合は過去最高の23.1%ということでした。

Sougousyoku


6月25日の合格発表の2日後から、各省庁が採用面接を実施します。そこで合格者は自分の経験や職務への熱意を語りアピールします。その後、7月上旬に採用内々定が出るというスケジュールです。
(総合職合格イコール採用というわけではありません。)
詳細は、TAC(Wスクール)・伊藤塾等で判明するでしょう!!

参考資料「大学別合格者数」・・・今年の入試で発表された合格者数です。大学の規模がだいたいわかります。

東京大・・・・・3,108名合格
京都大・・・・・2,932名合格
早稲田大・・・18,378名合格
慶応大・・・・・8,592名合格
東北大・・・・・2,585名合格
大阪大・・・・・3,468名合格
北海道大・・・・2,666名合格
九州大・・・・・2,744名合格
一橋大・・・・・・958名合格
東京工大・・・・1,073名合格
岡山大・・・・・2,356名合格


2012年6月26日 (火)

教育投資・・・金銭的側面(小学生の物欲・・・ベンツがいい)

インターナショナルスクールの年間学費が平均180万円とすると、180万円×9年間=1620万円。これで英語力は完璧で英語に関してはほぼ一生困りません。

Nis0626

海陽学園は、学費と寮費と食事代で年間約280万円。280万円×6年間=1620万円。これで英国や米国のボーディングスクール並みの教育環境が手に入れられます。(ボーディングスクールの目的はその国のリーダーを養成することです。)
米国のボーディングスクールは年間500万円程度。米国と比べると海陽学園の費用は半額で、ずいぶん安いです!(米国では私立の名門ボーディングスクールから、高い割合でハーバードを始めアイビーリーグの大学に合格し、その後米国のリーダーを目指します。)

Kaiyo


ベンツCLクラス、これが1600万から2000万円。ベンツSクラスハイブリッドが1270万円。

Cl


英語が話せるようになるためにかかる費用でベンツが買えるけど、どっちが欲しいと聞くと、半分以上の子供たちは「ベンツぅぅ」といいます。

皆さんはどうですか?(両方オーケーというお金持ちは別です)
大人でも迷うところではないですか?

しかし、しかし
ベンツは朽ちてしまえばおしまいですが、英語力は死ぬまで有効です。
ベンツは朽ちてしまえばおしまいですが、学歴は一生残ります。
ベンツは朽ちてしまえばおしまいですが、個性ある中学高校生活は一生ものです。
ベンツは朽ちてしまえばおしまいですが、中学高校の友人は一生の友人です。

ものを買うためのお金は目に見えるものに変わりますが短期間のみ有効です。教育にかけるお金は目に見える形はありませんが長い期間有効です。

こんな計算は小学生ではできませんから、「ベンツがいいぃぃ」と言ってしまうわけですね。

知り合いの塾長から聞いた話ですが、物欲の強い親御さんの子供はやはり物欲が強いことが多いそうです。また傾向的に物欲の強い小学生は学力的に問題がある場合が多いとも聞いています。教室内で、「おれGTR欲しい」といっている物欲の強い親父小学生の偏差値は、自転車レベルの馬力に等しいと聞いたことがあります(ちなみにこの生徒のお父さんはフェラーリが欲しいと常日頃お子さんに話していたそうです)。女子中学生や女子高生がブランド品やファッションに興味を持ったら成績は上がらないと言われているのと同じですね。

私立中学校に行かせるために教育投資をするのは何のためですか?
高校受験がない、大学受験がないというのも理由ですし、大学受験に有利というのもありますね。制服がかわいいから、もあります。

しかし、皆さんが意識していてもしていなくても、最も重要な点は「公立中学校と比較して保護者の平均レベルが高い」ということです。公立小学校には結構すごい(たとえば給食費を払わない)親がいると聞いたことがあります。しかしそのような親は私立中学受験を考えませんので、当然私立中学には存在しません。公立中学校に比べて保護者の方の平均レベルが高いと言うことは、子供たちの平均レベルも高いということです。ここで言うレベルとは学力ではありません。人間としてのレベルです。

その環境を入手するために、私立中学校を選ぶのです。また、そのために教育投資を行うのです。

これも同業の塾長から聞いたのですが、過去問を買うのがもったいないという理由で、受験が終わった知り合いの子からもらってきたものを自分の子供に使わせていた親がいたらしいのです。もちろん裕福なご家庭です。子供は大変悲しい顔をしていたことでしょう。
何にお金を使い、何を節約すべきかは子供の教育にとっても大変重要です。

教育に投資すべき金銭は何よりも優先されるべきだという考えは過去には当たり前であったのですが、近年はそうともいえなくなってきてしまいました。

次回は私立中学合格を目指した場合の金額がいくらになるか考えてみましょう。

2012年6月23日 (土)

金城学院・・・卒塾生徒大活躍

要学院の卒塾生で金城学院に進んでいる生徒諸君が最も多いのですが、金城の今年のパンフレットやポスターに彼女たちの顔を見かけます。妻の知り合いのハーピストの方、要学院の一期生の方、そして一時期要学院に在籍してくれていた生徒さん(その後海外へ)。
特に一期生の方は思い出深いですね。一期生は全員で3名、男子は東海中学校、女子は南山女子部と金城学院中学校に合格してくれました。みんなしっかりしたすばらしい生徒でしたね!こうやって活躍している姿を見るのはうれしい限りです。


Kinjyo1

Kinjyo2


2012年6月22日 (金)

入学記念アルバム・・・慶応大学

自分で撮影した写真も掲載される入学記念アルバム。
絶対買ってしまいますね。

1

2


2012年6月21日 (木)

バートン先生を偲ぶ会・・・多くの方が集まりました。

先日、NISで行われたバートン先生を偲ぶ会には、多くの卒業生やその保護者の方が出席されました。ホーチミンからバートン夫人もおいでになっていました。

バートン夫人は妻の顔を見るなり、我が家の娘の名前と息子の名前を言いながら元気にしているかどうか聞いてくれたそうで、妻も感心していました。バートン夫妻はベトナムに行っても、NISの子供たちの写真を自宅に飾ってくれていたことを聞いて、すごい人たちだと再確認することになりました。

バートン夫人との話の中でシャッカー先生の話題が出ました。シャッカー先生は、NISの元教師で、我が家の息子も受け持ってもらい、今はニューヨークに住んでいらっしゃる素晴らしい先生です。そのシャッカー先生の話題が出たので、妻は帰宅後すぐにニューヨークの先生のところにメールを送っていました。送って数時間後には返信が届いていました。娘に、シャッカー先生のところに遊びに行くように話していた時期もあったのですが、まだ実現していません。大学にいる間に会いに行って欲しいものです。

下はシャッカー先生と息子とクラスメイトの写真で、2005年のハロウィンパレードのものです。


2005nis


2012年6月20日 (水)

猫カフェ・・・健在ですね!!

土曜日にイクスピアリ、日曜日に猫カフェ行ってきた、と娘から連絡がありまた。
週末に、春日丘啓明17回生の友人が東京に遊びに来て、一緒に行ったらしいのです。娘が小学生の頃、長者町にある「猫のまほう」という猫カフェに一緒に行ったことがありますが、しばらくぶりに猫カフェの話題を聞きました。

Neko


動物愛護法の規則改正でこの6月より、ペットショップでは20時以降の展示販売が規制されますが、猫カフェは22時までOKですね!!

本当に、東京での暮らしは楽しそうな反面、まだまだ田舎くささが抜けないのです。啓明17回生で東京に暮らしているKちゃんと一緒にお寿司を食べに行ったというのですが、行った場所が・・・・「くら寿司品川店」、微妙に愛知県とネタが異なったということでした。築地の寿司屋を開拓するようにいっておきました。NISの同級生とも渋谷で食事をしたと連絡が来ました。娘以外の進学大学は、上智大学・トロント大学です。当日の会話は当然英語であったと思います。

ついでの連絡で「豚丼送って」ときました。
定期的に、お茶とかサトウのご飯とかをアマゾンから送っていますので、そのついでに「豚丼」送ってなのです。送った豚丼は↓これです。うまそうですね。アマゾンは条件があえば当日に届くのです。それもすごいですね。


Tumaripork_d01


2012年6月19日 (火)

卒塾した諸君・・・教室に遊びに来てくれました。

土曜日は聖霊中学校1年生のYさんが差し入れのドーナツを持って要学院に来てくれました。
今日はチューター制の日なので学校に行き、その帰りだということです。

聖霊中学校チューター制へリンク


日曜日は、現在高校1年生になった生徒たちが来てくれ、いろいろな話に花を咲かせました。この学年の生徒諸君が通っている学校は

上条小学校→東海中学校→東海高校のSくん
篠木小学校→滝中学校→滝高校のKくん
春日井小学校→南山中学校男子部→南山高校男子部のOくん
勝川小学校→南山中学校男子部→南山高校男子部のIくん
松山小学校→金城学院中学校→金城学院高校のMさん
柏原小学校→金城学院中学校→金城学院高校のKさん

写真にはKくんが写っていませんが・・・
K1

ここになぜか、松山小学校→東海中学校→東海高校から名大医学部に入って3年目のSくんが加わりました。
要学院の卒塾生が進学した学校でがんばる姿を見るのは本当に楽しいものですね。

最も早い時期の入塾が、東海に合格したSくんで小3の時です。それぞれのメンバーが、山あり谷ありの受験勉強を続ける中、保護者の方も要学院を信じてついてきてくれたわけです。受験勉強に対する要学院の考えを、保護者の皆さんが理解してくれていたというわけですね。

2000〜3000時間頑張り続けることが重要であると信じることができる人は要学院においでください。
受験生と保護者の方、そして要学院とで中学受験を乗り越えましょう。


2012年6月16日 (土)

教育投資・・・時間的側面

「僕を天才という人がいますが、僕自身はそうは思いません。毎日血のにじむような練習を繰り返してきたから、今の僕があると思っています。僕は天才ではありません。」マリナーズ・イチロー選手の言葉より

 最近よく頂戴する質問で「どのくらいの期間受験勉強すれば私立中学に合格できますか?」というものがあります。その方に対し私が「あなたはどのように思いますか?」と質問します。返ってくるお返事はバラバラで「3ヶ月」「1年」「2年」「3年」「6年」という具合です。

 さすがに3ヶ月とか半年とかいう返事には、ひっくり返りそうになりますね。

 一般的な話で、「一流になるために必要な練習時間数は1万時間」と言われています。「1万時間、努力や練習をすればそれなりの実力が身に付く」ということです。1万時間という数字が本当かどうかは別にして、このくらいの努力ができてはじめて一人前の評価が得られるということであると思います。つまり期間ではなく時間が基準となるわけです。

 ピアノで一流になるためにも1万時間の練習と言われています。1日2時間の練習だと5000日、約14年弱です。1日4時間の練習であればその期間が7年になります。逆に1週間に1時間であれば100年以上の期間が必要になります。

 小学校1年生から6年生までに学校で受ける授業時間数は約4300時間(昨年からは約4400時間に増えました)。これに家庭学習の1日1時間×365日×6年=2190時間を加えてもまだ1万時間には足りません。普通の小学生が一流になるためには、あと約3500時間の学習時間が必要となってきます。(3500時間÷6年÷365日=)1.6時間、つまり1時間36分必要になります。小学校での勉強以外に1日2時間36分の勉強を6年間続けると一流になるということですね。そんなに大変ではないですね。

文部科学省小学校の年間総授業時数の平均値へのリンク

 我が家の話で恐縮ですが、長女の例でお話すると、3才から11才までインターナショナルスクールで過ごしました。授業日数は年間200日程度、1日当たりの学校での授業時間は5時間、これを合計すると8年×200日×5時間=8000時間となります。実際はこれに家庭で行う宿題の時間数が8年×200日×1.5時間=2400時間程度加わり、1万時間を越えました。この結果インターナショナルスクールをやめる5年生終了時点で、英検準1級・TOEIC845点という、英語に関しては多くの企業での海外勤務基準を上回るレベルになりました。つまり一人前の評価が得られる実力を備えたということです。

 
 では中学受験で勝つためにはどのくらいの学習時間が必要か考えてみましょう。
小学校の6年間で4400時間の授業がありますので、1万時間まで残り5600時間ですね。これを2年間で割り算すると、1日7.7時間弱の時間が必要です。3年間で割ると、5.1時間の時間が必要です。

 私の経験上でも受験勉強を初めてから2000時間〜3000時間で学力が上昇する傾向がみられます。冷たい言い方をすれば2000時間の学習を終えないと偏差値の変化があまり見られない可能性が高いということです。

 この2000から3000時間というのは1万時間の法則から言えばずいぶんと楽な時間数であると思います。月曜日から金曜日までは1日4時間、土曜日と日曜日は1日8時間の学習を4週間実施すると月間144時間、1年で1728時間です。これを5年生と6年生の2年間だけ努力しても合計3456時間になり、学力ブレイク(一気に偏差値がアップする状態)が起こる可能性が高まります。

 2000時間の受験勉強を乗り切ること、これが受験生だけでできるのか、保護者や塾の管理の下に行うのか、方法は様々ですが、この山を登り切るまでは偏差値の上昇はないものと考えないといけないでしょう。

 親としても子どもの頑張る姿を最低2000時間見守る・あるいは一緒にがんばる必要があるということです。その間は成績の上下に一喜一憂すべきでなく、子どもを信じて応援する必要があります。

2012年6月15日 (金)

我が家のテレビ・・・見始めたのはここ数年。

週末慌ただしいスケジュールを消化する中で、娘はしっかりとテレビを見ていきました。
我が家のテレビ事情は、子どもたちの中学受験が終了してから本格的に見始めたという状況で、現在はケーブルテレビを契約して、ブルーレイのHDDレコーダーもオプションでつけています。


Top_main_img

娘が見ていった番組は「NCIS」の8回分で約8時間です。私も好きな番組です。私がこの番組に興味を持ったきっかけは、ダッキー役のデビットマッカラムです。彼は「0011ナポレオンソロ」のイリヤクリヤキン役で有名ですね(えっ、そんな古い話は知らないって声も聞こえますね)。

Ncis


Iriya

この番組のスピード感はすさまじく、ぼうっと見ていると何がなんだかわからなくなります。

シーズン7が終了したとき、比較的早くにシーズン8が始まりましたが、今回はシーズン9が始まるまでずいぶんと時間が空くようで寂しいですね。

子育てにテレビは邪魔です。ましてや私立中学受験生がテレビを見るなんてありえません。しかし、しかし、テレビが見られなくて一番苦しいのはお父さんかもしれませんね。


2012年6月14日 (木)

Kaiserschmarrn・・・宿題

慶応大学ドイツ語インテンシブクラスで出された宿題は、ドイツ語で書かれたレシピを見てお菓子を作るというものであったらしく、我が家のキッチンで作っていました。

ドイツ語インテンシブクラスは14名の同級生で、数名は英語での会話に不自由せず、またドイツ語にも不自由しない学生もいるとのこと。素晴らしい限りです。

お菓子の名前は「カイザーシュマーレン」です。興味のある方は作ってください。娘は「しまったぁ、砂糖入れるの忘れた!!後からかけておこう・・・」と言っていましたが、なかなか美味でした。

Img_6447


2012年6月13日 (水)

NIS 45TH COMMENCEMENT・・・春日丘高校と同じだね。

NISの第45回卒業式に、娘と妻が出席してきました。今年の卒業生は17名で、15年前、娘と同じ3歳児のRED CLASSから一緒に過ごした仲間もたくさんいます。

今年の生徒の進路は、全員の把握はまだですが、名古屋大学3名合格で1名進学・ICUに2名合格・他は海外の大学と聞いています。素晴らしいですね。

NISは、WASKおよびIBの認定校なので、昔と違い、卒業生には日本の大学入学資格が与えられます。特にIB(国際バカロレア資格)は愛知県ではNISだけですね。

そんな話しはともかく、久しぶりに会った同級生達から「慶応おめでとう!!」と先に言われてしまい驚くとともに、とにかく感動的な素晴らしい卒業式で出席できてよかったと娘も言っておりました。

Nis


Nis2012


2012年6月12日 (火)

大忙しの週末・・・娘が帰ってきました。

9日(土)の卒業式に招待された娘が前日に帰ってきました。慌ただしく色々なことをして、月曜日の早朝に日吉へ帰っていきました。

この3日間で行ったことは・・・
NISの卒業式に出席し、
ドイツ語インテンシブクラスの宿題をこなし、
たまった録画番組を見まくり、
1ヶ月分の話をしまくったというところでしょうか。

少しづつ、紹介して参ります。

2012年6月 7日 (木)

NISの低い評価は・・・単なる無知?

小学生であっても、英語力や学力が基準以下であれば容赦なく留年させるNIS。それはつまりは、NISで努力する生徒達は国籍に関係なく英語力でも学力でも一定の基準(ここで学ぶ小学4年生が米国へ行っても小学4年生のクラスでやっていける)以上にあるわけです。

仕事柄、ある程度の努力さえさせれば、南女・東海・滝以外の学校には合格できることが分かっていましたので、我が家の娘は中学からは私立中学校へ通い、そこから東大を目指すという方針に切り替えました。

多少の不安は、小学6年生で英語漬けの環境から抜け出した場合に、英語力が維持できるかどうかという問題でした。小学校3年生程度で英語漬けをやめてしまうと、物の見事に英語力が低下してしまう話しはよく聞いていましたから。結論から言えば、小6まで英語漬けを続ければ全く問題なく、英語力をキープできました。但し、中学1年生から3年間は、イーオンに週1回通わせました。もちろん最高レベルのクラスになり、クラスメイトは大人ばかりです。ですから、バカなことを言っても(英語力はあってもまだまだ中学生だということで)許してもらえたことがたくさんあったと思います。(慶応大学の英語の授業がこのイーオンのときのようだという感想を娘から聞いています。)

「NISに行っていました」だけでは、「NIS?? 何それ???」と世間に通じないところが大なので、5th Gradeの時、英検準1級を受検させましたが、余裕で合格できました。同時期に受験したTOEICは840点強であったと思います。しかし何よりの強みは、今すぐ英語圏に行っても会話に不自由することなく生活できるという点であったわけです。

このように努力したにも関わらず、一部の私立中学での評価は芳しくありません。受験させてもらえない学校もありましたし、朝鮮学校の生徒も受験させたからアメリカンスクールも大丈夫だよというお返事を頂いたりもしました。受験できるのはうれしいのですが、「英検準1級とTOEIC840点を超える英語力を持った子どもが朝鮮学校出身者と同じ扱いかぁ・・・。時間的にも金銭的にもかなりの投資を行っているんだけれどナァ・・」というのが親としての率直な感想です。

高校生になってからは、取り立てて英語の勉強はしていなかったのですが、高校2年生の時に、英検1級取得とTOEICは965点を獲得しました。この英語力で受験したセンター試験は筆記が200点(満点)、リスニングが48点(1問ミス)という結果です。中1から高3まで受験してきた模試で、リスニングをミスしたことはなく、これが初のミスだったのですが、高校の先生からは「すごいね!!」と褒められたと娘は嘆いていました。
また東大の二次試験英語は97点(120点満点ですから80.8%です)でした。1日目の数学を失敗したので、英語で挽回しようとしすぎたのでしょうか、英文和訳を解答用紙に書いている途中で終了時間が来てしまったらしいのです。試験前に、1日目の失敗を2日目の英語で取りかえそうとしないように注意しておいたのですが・・・。慶応法学部の英語は自己採点で180点程度(200点満点。合格最低点は今年度243点で英語の受験者平均点は98.2点)と言ってました。このような話しを高校の先生にしてあげたかったのですが、聞かれもしませんでしたし、申告する制度もないのでしていませんが、後輩諸君のためにはもったいないことだと思います。

NIS出身の生徒であれば、だれもが我が家の娘程度の英語力を持っていますので、日本の大学を受験しても、早慶の合格はたやすいのではないでしょうか?さすがに国立になると一般入試では科目数の多さで敷居が高くなりますが・・・。

娘は残念ながら東大には失敗しましたが、慶応は(大きな声ではいえませんが、センターが終わってから初めて慶応の過去問を解きました)合格することができました。慶応の合格はNISで培った英語力であったと家族全員が思っています。

近い将来、国立大学入試においてもTOEFLやTOEICが加味されるとの発表が文部科学省よりあったようですが、日本の大学入試制度において、英語力のあるなしが合否を決める重要要素であることは、娘の受験を通じてますます実感しました。

2012年6月 6日 (水)

Invitationが届きました。・・・NIS

NIS(Nagoya International School)の同級生たちから娘に、卒業式の招待状が届きました。
娘が3歳から12歳まで通った名古屋インターナショナル。
その同級生たちの高校卒業式に招待された娘は、式に出席するためにこちらへ帰ってきます。

NISは3歳児から高校卒業までの一貫教育校で、卒業生の大半は海外の大学へ進学します。

3歳児のクラスに年度当初から入学希望する場合以外は、年齢相応の英語力を持つ生徒しか入学できません。両親が日本人で、日本国内で生活している場合は、3歳児のクラスに最初から入れてしまわない限り、入学できません。我が家の場合は娘が2歳の時から入学面接対策を行いました。その時通った英語塾での同級生の方と9年後の中学入試の会場でお会いしたり、まるでドルトンスクール(幼児クラス)での同級生が数年後に東海中学の入試会場でバッタリ会うのと同じような経験をしました。

「ここに入れたら英語力が身に付く」等と言う甘い考えではこの学校は長続きしません。授業も英語、学校内の公用語も英語、親と教師の会話も含め全てが英語です。先日亡くなったバートン先生も、日本での滞在が長かったので、日本語も話せたはずですが、日本語を話している場面は一切目にしたことはありません。学力的な問題や英語力の問題で進級できないことも日常的で、珍しいことではありません。宿題も非常に多く、夜中まで家庭学習することもよくあります。我が家の子どもたちのように、私立中学受験も視野に入れている場合は、NISの勉強に追加して、日本の学校の勉強(受験勉強)が必要で、普通の日本の小学生の2倍以上は努力させました。


卒業生は海外の大学へ進学する生徒が大半です、と書きましたが、近年は日本の大学への進学者も増えてきているようです。私立では上智や早稲田の国際教養学部です。グローバル30に参加する国立大学もあり、英語力の重要性を理解する大学での門戸は一時期と比べたら広がりつつあります。

勉強の大変さだけでなく、教育投資すべき費用も大変です。最近では、娘の在籍していた頃よりも都会的な費用に変化しています。入学時一時金として60万円強・年間授業料として140万円強から200万円弱となっています。私立のM小学校の入学金は20万円、年間授業料等は100万円弱ですね。海陽学園は入学金40万円、年間授業料120万円弱と寮費と食費で年間160万円弱の合計280万円弱となります。

もちろん公立小学校や公立中学校にいけば、これらの費用は税金で賄われるので必要ありませんが、インターナショナルスクールや私立の学校には、教育投資をする価値があると判断する保護者も少なからずいるわけです。このような世界を知らない人には理解できないかもしれませんね。

英語と日本語の勉強が必要であるための時間的投資と金銭的投資、これらを乗り越えて3歳からの15年間を頑張った生徒達がいよいよ卒業です。娘は途中で進路を変えましたが、子どもたち同士、これから先も長いお付合いがあるものと思っています。

2012年6月 2日 (土)

残念・・・僅差??

第42回関西高等学校アメリカンフットボール大会

本日、東海地区1位の南山高校CRUSADERS は大阪府1位の大阪産業大学付属高校との対戦を行いました。

「南山は僅差で負けた」との連絡がありました。

雪辱ならずですか・・・。

諸君の健闘をたたえます。
胸を張って堂々と帰ってきてください!!

2012年6月 1日 (金)

功労者・・・心に生き続けます。

A service in memory of
Charles Barton
will be held at Nagoya International School


先日お伝えした、NIS(名古屋インターナショナルスクール)元校長のバートン先生を偲ぶ会が開催されることになりました。
Mr.Bartonは施設的にも地方のインターナショナルスクールであったNISを近代的な施設を備えた最新のインターナショナルスクールに作り変えた大功績者です。

あらゆる意味で何かを一流に押し上げた人々は、生徒や保護者の記憶に残ります。

また、出身者は母校を誇りに思います。


Barton

Image_large


« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »