教育投資・・・中学受験への投資③
子どもの受験は親の受験です。
保護者が受験生の横でつきっきりで指導しなければいけないのは下の記事(「週刊東洋経済-6/23号」)の塾・予備校特集でもわかります。
「一番伸びたのは6年生の夏休み。」「入塾は4年生の夏。」
勝因について、「娘の努力。そして私が自分の時間をすべて捧げたことではないでしょうか。」
塾のテキストやカリキュラムについて、「でもあれを一人でこなせるのは、よほど自立したごく一部の子どもだけ。娘には無理だったから、私がサポートするしかなかった。」
私立中学受験の姿が色濃く出ていますね。まさしくその通りです。
6年の夏から伸びるからといって、「受験勉強の開始を6年生の夏にすればいいんだ」とは誰も思いませんね。
スタートが4年生の夏と書いてありますから、ちょうど2年間ですね。お母さんがかなりの割合で勉強を見てあげていますので、2年間の受験勉強時間が2000時間を超えたと思われます。つまり学力ブレイクを迎えたということです。要学院塾長の経験とも一致していますね。
また受験勉強を一人でこなせるような自立した子どもは一部だけ、というのも要学院塾長の考えと一致しています。
家庭学習を子ども一人で実行させたり、塾の自習室で生徒だけで学習させたりすることは、無理であり、必ず親や指導者が必要です(要学院であれば、塾長や副塾長がつきっきりで塾内家庭学習を実施します)。
週2~3日の受験塾に通わせただけで、保護者のフォローがなければ、合格できないのは当たり前です。
誰が受験を希望しているのですか?保護者の方ですよね。それならば責任を持って指導してあげてください。保護者が指導する時間がなければ、塾や家庭教師に依頼するのは当然です。
週2~3日の受験塾に通わせただけで、保護者のフォローが不足する場合は、受験生の能力を十分に発揮できません。
保護者がいかに指導できるか・・・・。基本的にはこの部分が合否に密接な関係があります。
親の立場と考え方のパターン(要学院塾長は下のパターンの全てを認めますし、理解します。)
①自分の時間を全て捧げて指導する。
②自分が指導する時間がないので、週7日間全て塾や家庭教師に依頼する。
③自分でできる日数は自分で教え、自分では無理な日は塾に依頼して、両者のトータルで週7日間受験勉強させる。
④週2~3回塾に通わせて、家庭学習は子どもに任せ、合格したところに行けばよい。(合格できなかったら地元の公立でよい)
私が絶対に理解できない保護者↓
週2~3回の塾に通わせて、自分では一切手伝わず、子どもの成績が上がらないとガミガミ言う保護者。そこに、受験生の横で父親がテレビを見まくっている条件が加わると最悪ですね。
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