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今回は東京大学(前期)の入試システムについて簡単にお話ししましょう。
大きな流れは下記の通りです。
1 大学入試センター試験受験(900点満点)・・・1月中旬
2 センターリサーチ・・・センター試験終了後すぐ
3 出願・・・1月下旬
4 第一段階選抜(足切り)合格発表・・・2月上旬
5 入試(二次試験)・・・2/25と2/26
6 合格発表・・・3/10
東大は二段階選抜を実施しているので、センター試験の得点次第で門前払いされることがあります。出願に際しては各予備校から予想点が発表されるので、それらを参考にしながら、最終的には受験生の判断で、出願する科類を決定します。過去数年の点数の推移と予備校発表の数字が頼りです。今年は結果的には文一が最も高くなりましたが、例年は文三が高い傾向があります。今年の理一は770点という高得点で足切りされたので、悲劇が起こった話も聞きます。
第一段階選抜では900点で使われたセンター得点は、二次試験では110点に圧縮されてしまいます。つまりセンター得点に110/900を乗じた数字が持ち点になるわけです。それに各科類毎の指定教科が440点加わり、合計550点満点で合否が決定します。センター試験の結果がこれだけ圧縮される大学は東大だけです。従ってセンターで逃げ切りをはかることはほとんど不可能です。
こんな一覧も役に立ちました。(Z会または進研模試で見たデータです・・・)
息子が受験したTOEICの結果が返却されました。得点は915点で、何とか900越えをしました。LISTENINGが495点で満点、READINGが420点の合計915点です。TOEICや英検が入試で役に立つ大学はいくつかあると思いますが、私が知っているのは「国際教養大学のC日程」です。C日程は大学入試センター試験の英語(リスニング含む。250点満点を200点に換算。)と個別学力試験(英語小論文。200点満点。)の400点満点で合否を判定します。そして下記の場合は、大学入試センター試験の得点が満点と見なされます。
国際教養大学の英語資格等保持者への特例措置
TOEFL(iBT)71点以上、TOEFL(PBT)530点以上、TOEIC780点以上、
英検準1級以上、またはIELTSバンド6.5以上のスコアまたは等級を所持している者に
ついては、当該スコアまたは等級を証明する書類を出願書類に添付してください(写しは不
可)。
当該書類を提出した者については、大学入試センター試験の英語科目を満点と換算して、
合否判定しますが、必ず大学入試センター試験の英語科目を受験してください。
なお、TOEFLおよびIELTSのようにスコアの有効期限が定められているものにつ
いては、出願締切日時点で有効なものを対象とします。
TOEFL(ITP)やTOEIC(IP)テストのスコアは認められません。
我が家も昨年参加した説明会です。会場にはキャリーカートを持って参加する保護者の方も見えました。カートは、入手した大学入試案内を入れるためのものです。
非常に有意義です!高校生諸君は是非参加を!!
東京大学では、高校生、既卒生、保護者及び高等学校教諭を主な対象とした説明会を、全国各地区の主要大学とともに行います。
主要大学説明会の目的は、受験生が説明会に参加することで、全国の主要大学を「遠い存在」から具体的な目標に意識を向上させ、「近い存在」として理解していただくことにあります。
主な内容は以下の通りです。
【基調講演 】
トップ・レベルの大学教員が、 学問の素晴らしさ、おもしろさについて講演します。
【大学説明】
各大学が、大学紹介、平成25年度入試の選抜方法、教育内容などについて説明を行います。
【現役大学生による体験談】
東京大学をはじめとする現役の大学生がパネラーとなり、受験勉強、大学生活等について語ります。
【個別相談】
各大学が相談ブースを設け、参加者の質問を受けます。
8/25
(土)名古屋 名古屋国際会議場
基調講演(10:50〜11:30) 九州大学: 丸野 俊一 理事・副学長
全体会場での40分程度の入学者選抜方法等の説明を行う大学(11:40-16:30)
東京大学/筑波大学/東京工業大学/名古屋大学/京都大学/大阪大学/九州大学/神戸大学/慶應義塾大学/早稲田大学
ブースでの個別説明を行う大学(10:00-16:40)
全体会場説明大学/
山形大学/東京外国語大学/お茶の水女子大学/信州大学/金沢大学/名古屋工業大学/京都工芸繊維大学/岡山大学/徳島大学/同志社大学/立命館大学/関西大学/関西学院大学
仮免合格で、本日から路上運転が始まるそうです。まぁ、お盆ですから道も空いているでしょう。(娘)
日吉自動車学校↓
春日丘啓明コース17回生の友人であるNAさんが、趣味と実益を兼ね東京に来たそうです。その貴重な1日を使って我が家の娘も誘ってくれ、娘も充実した一日を過ごせたと申しておりました。東京ビッグサイトでのアルバイトも一緒にやらせてもらったらしいです。NAさん、お世話になりました。(娘)
南山中学3年生のアメフト部員は、高校と中学の両方の合宿に参加です。高校からはタッチではなくタックルが始まるので、不慣れで手加減がわかっていない中3は怪我人も出たとのこと。本格的になってきましたね。気をつけて頑張ってください。南山のアメフト部は高学年の生徒が、多くの仕事を受け持ちます。高校の合宿に参加した中3は先輩方が全て準備してくれたそうですが、中学の合宿では最高学年ですから全ての準備をして忙しかったはずです。新入生や下級生や下っ端を大切にしてくれるアメフト部。この学校の品格がなせる技です。(息子)
要学院夏期講習も折り返し、後半の日程に入りました。毎年のことですが、我が塾にはお盆休みはありません。(塾長)
オリンピックが閉幕しました。
印象に残った試合は、・・・
卓球女子団体
体操個人総合
なでしこ
サッカー男子
水泳
・・・・
数え上げたらきりがありませんね。
福原愛・石川佳純・内村航平・清武弘嗣・・・・
彼らに共通するのは、親の指導や親の環境作りが強力に存在したことです。
彼らの親がきっかけを作って、その上に努力を積み重ねた結果が、今回の成果です。
親子の軋轢もあったことでしょう。しかし、親の信念で育て上げた子どもたちが今回のオリンピックで大活躍ですね。
子どもを成長させる上で、親の役割は重要です。
子どもは勝手に育つ・・・なんて考えは教育を放棄したい親の幻想です。
子どもは正しく育てないと育ちません。
またしっかりとした目標を持たせることも大変重要です。
何よりも、親の信念がぐらつかないことがもっとも重要であると思います。
本日は終戦記念日です。
日本国のために命を落とした英霊のおかげで我々の幸せがあります。
「靖国で会おう」を合い言葉に戦って散った先輩たちを参拝できない人は日本人の中には存在しません。私も今の仕事をリタイアするときが来たら、8月15日には靖国へ参拝したいと思っています。ただ、もうしばらくは、かわいい受験戦士のために8月15日を過ごします。
私の好きなピンポン(松本大洋)の台詞です。
月本「・・・別に責めてはいませんよ。ただ、当然のことを普通にやってもらいたいだけです。目的が勝利なら、成し遂げるためにするべき行動はいたって単純でしょう。」
コーチ「それを徹底できる人間は、君が思うほど多くはないよ。」
要学院塾長「ただ、当然のことを普通にやってもらいたいだけです。目的が合格なら、成し遂げるためにするべき行動はいたって単純でしょう。」
これに関しても、「それを徹底できる保護者は多くありません。」
小学生の受験は、保護者がどれだけ手伝うかで結果は変わってきます。自ら受験勉強を好んで行う小学生はあまり多くはありません。また、語彙力も不足しているので、テキストを自分で読み進める力もありません。人間の状態でいえば「赤ちゃん」の状態が、小学生の受験生です。
その赤ちゃんに対して、「自習しなさい・一人で勉強しておきなさい・勉強やったの?」等は、教育放棄と同義です。
赤ちゃんを育てるのと同じで、根気よく何度も何度も教えてあげる必要があります。合格するためには保護者の努力が必要なのですが、この努力ができる保護者は、そう多くはありません。
思慮深くない保護者に限って、週2〜3回の塾に通わせれば「合格できる」と勘違いします。
私立中学に行かせたいのは誰ですか?
本人が行きたいというのであれば、親として全力で手伝う必要がありますし、親が行かせたいのであれば、そのときもまた親として全力で応援する必要があります。
我が塾では、家庭学習で保護者の方々に指導してもらう内容をお伝えしていますので、受験生以上に頑張ってもらっています。
高校は上野にありましたが、中学校は浅草です。当時は今戸中学校、今は近隣の蓬莱中学校と合併してしまい、名前が桜橋中学校に変わりました。中学生の頃にはなかった桜橋(さくらばし-上空から見るとエックスの形をしています)は、スカイツリーを空から写した写真では、頻繁に写っていましたね。
隅田川は、当時ヘドロで汚れた川でとても臭く、水上バスが運行していたのが不思議ですね。
本日は、この水上バスをお勧めします。水上バスというとちょっと古くさいイメージがありますが、今ではかっこいい船でクルーズできます。
浅草を出発して浜離宮までというのが当時の定番であったと思います。
浅草松屋の近く、つまり吾妻橋に水上バスの乗り場があります。
隅田川に架かる橋は
駒形橋
厩橋(うまやばし)
蔵前橋
両国橋
新大橋
清洲橋
隅田川大橋
永代橋
中央大橋
佃大橋
勝鬨橋(かちどきばし)
と続きます。
今では、隅田川以外に日本橋川や神田川めぐりがあります。
母校の中央大学がJRお茶の水にありましたので、駅を降りてから反対側にある聖橋(ひじりばし)やオレンジ色の中央線の下を流れる神田川も身近な存在でした。
荻窪圭さんのブログでも紹介されています。
神田川クルーズで船遊び
行ってみてください・・・父親の生まれ育った場所の2回目です。
上野公園
高校が上野の山にあった関係で、毎日通いました。
最初は都電とトロリーバスで、次は自転車で、最後はバイクで通学という今では考えられない方法で通っていました。自転車やバイクでは国立博物館の裏、寛永寺墓地との間の道を通って高校まで行くのですが、そこは非常に静かな交通量の少ない穏やかな道路でした。
バイク通学は何人かいて、私は90ccに乗っていたのですが、友人の後藤君はカワサキの750SSで勇ましい爆音とともに高校の自転車置き場に入ってきました。
高校の隣は東京芸大の美術科があり、一日中「カーン、カーン」という石を打ち砕く音が鳴り響いていました。友人の小関君と芸大の音楽学部へ潜入し、学食でレモネード飲んで感動していました。
一度だけ高校の隣にある上野動物園の塀を小関君と乗り越えて潜入してしまいました。一度だけです!!
動物園のマップにある池は「不忍池(しのばずのいけ)」で、生物の授業で水中の生物を採取するのに苦労した記憶があります。不忍池の道路を一本挟んで西側が東大です。高校の屋上から安田講堂が見えました。
上野のお勧め場所は、ここです↓。是非お立ち寄りください。
国立博物館・・・正面から見る建物が素晴らしい!!
芸大(音楽学部ね)・・・学食寄ってね。
キャンパス案内
上野動物園と不忍池・・・ボートに乗ってね!
まとめです。
中学校と高等学校の6年間に教育投資する額が大きい私立ですが、投資する価値がある学校とない学校とが当然あります。それは、最終的には、保護者の選択で全てが決まります。
しかし、絶対に避けるべき投資もいくつかありますので、情報の収集に努めてください。
進学実績のすばらしさという基準で選ぶ学校
東海中学校
ステータスという基準で選ぶ学校
東海中学校
南山女子
滝中学校
純粋な6カ年一貫教育という基準で選ぶ学校
愛知淑徳中学校
金城学院中学校
南山女子部
南山男子部
希望すれば10カ年一貫教育が可能という基準で選ぶ学校
(しかも大学のステータスが比較的高い)
愛知淑徳中学校・・・淑徳大学
金城学院中学・・・金城学院大学
椙山女学園中学校・・・椙山女学園大学
聖霊中学校・・・南山大学
名古屋女子大中学校・・・指定校推薦で上記の学校に合格できます。
その他、宗教・建学の精神・学校設備・等々
注意すべき教育投資
すべての学校に共通ですが、成績が下位になる可能性が高い場合は危険が大きいです。
入試難易度が高い学校
たとえば東海中学校へぎりぎりで合格した場合、成績面でそのまま下位を低迷する危険性があります。東海生で成績が思わしくない場合は大学への進学も苦しくなることが予想されます。それを避けるためには、6年生時点での模試偏差値を保護者の方が正確に判断し、偏差値的にワンランク下げた学校を選ぶ方が、お子様にとっては素晴らしい6年間になると思います。万一、入ってからビリであったことがわかった場合は、予備校や学習塾、家庭教師などあらゆる手を打って成績下位を脱出させてください。
入試難易度が低い学校
たとえば春日丘中学校。ここで下位10%の成績になってしまった場合、6年間で400万円以上払って中部大学しか行けなくなる可能性が高いです。この場合は、できるだけ早く地元中学に戻して、毎月6万円の教育投資を6年間おこなった方が、6年後に行ける大学の偏差値はずっと高くなると思います。春日丘中学のホームページには「毎年、国公立大学への現役合格率は約50%です」と嘘が書いてあります。これはひどいですね。実際は8回生から17回生までの10年間で国公立の現役大学合格実績が約50%なのは4回だけです。しかも50%を超えたのは1回だけで近年は下降し、今年は34.9%です。なぜこのような嘘に近い情報を学校の公式ホームページに掲載するのでしょうか。
保護者の皆さんの学校選びで、皆さんのお子さんの6年間が決まります。理想は「入試難易度が高く」「文武両道」で「楽しく通える」学校等々ですが、現実はどこかで妥協しなければいけません。どこで妥協するかが親の腕の見せ所です。選択した学校が失敗だったと思うことのないように、学校発表の話だけでなく、いろいろと調べて最高の学校選びをお子さんにしてあげてください。
中学から進級する啓明コースの生徒たちが、高校から入学してくる全てのコースの子どもたちより恵まれない対応を受けているのではないかという疑惑に対する答えは、以下の事実で判断できます。
17回生(現大学1年)を卒業させた啓明コース担当の2名の先生が20回生(現高校1年生)の啓明コースを担当しないで、高校1年進学コース(中部大学を目指すコース)を担当することになったわけです。その理由が、進学コースの中での成績優秀者を集めたクラスを2クラス設定し、そこから国公立大学合格を目指すという点にあったことがわかりました。
その結果、啓明コース20回生の担任団に、昨年まで進学コースを担当していた先生が入ってくることになりました。啓明コースグレード1の授業(グレード別の授業が行われているのは英語と数学です)を受け持った(進学コースからやってきた)先生は、指導力が不足しており、その結果、生徒諸君や保護者の方が「これでいいのか?」と不安になっていると言うことです。
進学コースは中部大学への最短距離を狙うコースで、そこで指導する先生に東大レベルの知識は必要ありません。その先生がいきなり啓明コースのグレ1クラスの指導を担っても所詮無理ですし、そのような人事配置をする方がおかしいと言わざるを得ません。
啓明を指導できる先生が進学クラスの授業を担当し、啓明コースを指導できない先生が啓明コースを担当する。中学から進んできた啓明コース生が不当に扱われている事実がここにあり、同時にこんなことが許されてはいけません。
高校の先生たちは、中学校から上がってくる生徒が嫌いなのですか?
このような対応に対し、中学校の先生は何とも思っていないのですか?
それとも中学校の先生は高校の先生にもの申すことができない何かがあるのですか?
本当に残念です。
毎年10月に、学習塾を対象とした学校説明会を春日丘中学校と高校が開催します。その説明会を聞くたびに、この学校は高校から入学させた方が全ての面で待遇がいいな、中学校から入れると損をするなと感じています。
春日丘中学校に入学せざるを得なかった生徒は、3年間でしっかりと鍛えてもらい(中学校では部活等のスポーツを犠牲にして学力アップを図ってくれます)、高校受験をするのがよいでしょう。
残念ながら高校に進み、「冷たい学校だなぁ」と感じている諸君で、トップレベル大学を目指している生徒は、学力アップの手段は一切学校に期待しないで、自力で予備校等に頼りましょう。
もう一つ、付け加えれば、娘たち17回生に対し「志望校を下げるように」という強い指導があった、と聞いています。これらの誘導に対し生徒たちは「国公立大学へ合格者を増やすと、きっと先生の給与が上がるんだよ」と噂をしていたそうです。
生徒の将来に重大な影響を及ぼす志望校を学校の先生が変えるよう指示するなどという愚行が許されていいわけがありません。その生徒の一生に関わる問題ですから、気安く口に出すことも許されません。それが許されるのは親だけです。
我が家の娘にも、文一から文三に変えたらという話が合宿先でありました。
親でもない、大学に入学したら一切の関係を絶つ高校の先生がそのような誘導をするとしたら、学校と自分のことだけしか考えない先生の傲慢さしか感じません。
普段、ひどい仕打ち仕打ちをしておきながら、(合格実績を増やすために)「国際教養大学受験できるけど・・」と受験を勧める教師。身の回りにこんな自分勝手な輩がいたらすぐ嫌われるでしょう。
我が家では、行く気がない大学の受験はお断りしましたし、そのような頼みを引き受けるほど先生や学校によい印象を持っていませんでしたから、その面からもお断りしました。
春日丘に関しては、6カ年一貫教育とは言いづらいですね。中学校と高校は別の学校であり6年間連続で行くべきではないと、強く思っています。
以下続く。
金城の6年間の合計学費が、約340万円。
春日丘の6年間合計の学費が、約440万円。
中高6カ年一貫教育の私立にこれだけの金銭的投資をする意味があるのかどうか考えるシリーズです。
高校から募集をしない本当の中高一貫校は、
愛知淑徳中学校
金城学院中学校
南山女子部
南山男子部
だけしかありません。
また高校からの募集生徒数が多く、一気にマンモス化する高校は、
第1位・・・愛工大(5.42倍)
第2位・・・春日丘(3.82倍)
第3位・・・愛知(2.32倍)
でした。
以前にもお話ししましたが、高校から入学してくる生徒諸君と、中学から進級する生徒諸君との兼ね合いをどうするのか、上記3校を選ぶ場合には、保護者の方が調べないといけません。つまり中高6カ年一貫教育のとらえ方が、保護者と学校とで違っている可能性が、あるかもしれないということです。
愛知工業大学附属中学校のホームページには以下のように書いてあります。
「普通科と専門学科を要する総合高校です。 中高一貫生は後半の3年間で愛工大名電高校の普通科生になります。ただし,公立中学から入学する高校生とは,全く別の教育システム (校舎・カリキュラム・スタッフ)で学習します。」
愛知中学学校説明会資料には以下のように書いてあります。
「愛知中・高では愛知高校からの入学生の比率が中入生よりも高いために、純粋な中高一貫高ではないという意見もあります。しかし、本校では6カ年一貫で高校からの入学生とはクラスを別立てで編成しています。高2時からの「医歯薬コース」は、高入生と混成になりますが、中入生だけで編成されるクラスと、高入生と混成されるコース(クラス)のあるという環境が、むしろ共学の一貫高にあってもよいと考えています。」
春日丘では特に触れられていません。17回生の保護者として私が説明します。
下記にも書きました。
私が経験した春日丘高校では、当然のことですが、中学校から高校に進級した啓明コースの生徒たちは、そのメンバーを維持します。高校から入学する進学コース・特進コース・国際コースの生徒諸君とはクラスが別立てとなっています。しかし、問題は先生方なのです。中学校の啓明コースから高校の啓明コースに持ち上がる先生が17回生では、お二人の先生だけでした。つまり高校で指導してくださる先生方は、私にとってはほとんど初対面の先生方ばかりで、どんな先生かもわかりませんでした。当然、先生方の視点に立てば、中学から上がってくる啓明コースの生徒たちがどんな生徒か、正確には理解していないと思います。中学から上がる啓明コースの生徒たちは、高校では、他の生徒と同様にゼロからのスタートと同じ扱いということです。
17回生の親として、最も強く感じたのは、中学校から上がってくる啓明コースの生徒たちは、高校では全くかわいがられないと言うことです。全くかわいがられないというと、誤解を受けるかもしれませんので、違う言い方をすれば、高校から入学してくる生徒の方が手厚い保護を受けているなという印象を持っています。
たとえば、高校から啓明コースに入学する生徒諸君は、英語と数学に関して、1年間は少数(2名程度から数名と思います)で特別授業を受け、進度を調整します。中学校の啓明コースから進んだ親の立場としては、その数名のために力のある先生が抜けるのは、どうしたものかなという思いになるわけです。高校から入ってくる啓明コースの数名よりも、中学から進級する啓明コースの指導に力を入れて欲しいと思ってもわがままではありません。
今年の高校1年生(20回生)では、このあたりが顕著に表れました。
20回生の人事については以前お知らせしましたが、以下のようなことだったのです。
17回生(現大学1年)を卒業させた啓明コース担当の2名の先生が20回生(現高校1年生)の啓明コースを担当しないで、高校1年進学コースを担当することになったわけです。その理由が、進学コースの中での成績優秀者を集めたクラスを2クラス設定し、そこから国公立大学合格を目指すという点にあったことがわかりました。
以下続く。