教育投資・・・私立中学入学後⑦
まとめです。
中学校と高等学校の6年間に教育投資する額が大きい私立ですが、投資する価値がある学校とない学校とが当然あります。それは、最終的には、保護者の選択で全てが決まります。
しかし、絶対に避けるべき投資もいくつかありますので、情報の収集に努めてください。
進学実績のすばらしさという基準で選ぶ学校
東海中学校
ステータスという基準で選ぶ学校
東海中学校
南山女子
滝中学校
純粋な6カ年一貫教育という基準で選ぶ学校
愛知淑徳中学校
金城学院中学校
南山女子部
南山男子部
希望すれば10カ年一貫教育が可能という基準で選ぶ学校
(しかも大学のステータスが比較的高い)
愛知淑徳中学校・・・淑徳大学
金城学院中学・・・金城学院大学
椙山女学園中学校・・・椙山女学園大学
聖霊中学校・・・南山大学
名古屋女子大中学校・・・指定校推薦で上記の学校に合格できます。
その他、宗教・建学の精神・学校設備・等々
注意すべき教育投資
すべての学校に共通ですが、成績が下位になる可能性が高い場合は危険が大きいです。
入試難易度が高い学校
たとえば東海中学校へぎりぎりで合格した場合、成績面でそのまま下位を低迷する危険性があります。東海生で成績が思わしくない場合は大学への進学も苦しくなることが予想されます。それを避けるためには、6年生時点での模試偏差値を保護者の方が正確に判断し、偏差値的にワンランク下げた学校を選ぶ方が、お子様にとっては素晴らしい6年間になると思います。万一、入ってからビリであったことがわかった場合は、予備校や学習塾、家庭教師などあらゆる手を打って成績下位を脱出させてください。
入試難易度が低い学校
たとえば春日丘中学校。ここで下位10%の成績になってしまった場合、6年間で400万円以上払って中部大学しか行けなくなる可能性が高いです。この場合は、できるだけ早く地元中学に戻して、毎月6万円の教育投資を6年間おこなった方が、6年後に行ける大学の偏差値はずっと高くなると思います。春日丘中学のホームページには「毎年、国公立大学への現役合格率は約50%です」と嘘が書いてあります。これはひどいですね。実際は8回生から17回生までの10年間で国公立の現役大学合格実績が約50%なのは4回だけです。しかも50%を超えたのは1回だけで近年は下降し、今年は34.9%です。なぜこのような嘘に近い情報を学校の公式ホームページに掲載するのでしょうか。
保護者の皆さんの学校選びで、皆さんのお子さんの6年間が決まります。理想は「入試難易度が高く」「文武両道」で「楽しく通える」学校等々ですが、現実はどこかで妥協しなければいけません。どこで妥協するかが親の腕の見せ所です。選択した学校が失敗だったと思うことのないように、学校発表の話だけでなく、いろいろと調べて最高の学校選びをお子さんにしてあげてください。
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