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2015年5月 9日 (土)

要学院通信・・・5月号-1

子育て真っ最中の保護者の皆さん、こんにちは(こんばんは)。
要学院塾長です。

要学院から塾生の皆さんに送っている「要学院通信」。
学校説明会で「何を聞いたらいいの?」に関する塾長の考えをお知らせします。

今月の学校説明会は以下の通りです。
名古屋中・・・5/9土
愛知中・・・5/9土
大成中・・・5/10日
南山女子部・・・5/16土
滝中・・・5/16土・5/30土
椙山女学園中・・・5/16土
南山男子部・・・5/17日・5/30土に体験授業あり
東海中・・・5/23土
星城中・・・5/23土

受験する予定がなくても、参加する時間があれば、いろいろな中学校の説明会を聞いてください。
そこで説明を聞くポイントを何点かお知らせしたいと思います。題して「私立中学校の選択基準」です。
私立中学校を選ぶ基準はいろいろありますが、連載でお知らせしていきますね。


5/7送信分

「私立中学校の選択基準」第1回目

「6カ年一貫教育は二種類あるのだ」その1

6カ年完全一貫教育(高校から生徒募集をしない学校)なのか、そうではないのかを知ること。

受験生の保護者の皆様は、私立中学・高等学校というと、中学校に合格した生徒だけで高校3年生まで進級していくと考えがちですが、そうではない学校もあります。

つまり、中高6カ年一貫教育校の中にも、高校から生徒募集をする学校としない学校があります。このあたりはなかなかイメージしにくいかと思いますし、中学校の説明会においても話が出てこない部分でもあるので、よく理解しておくことが重要です。

完全6カ年一貫教育校(高校から生徒募集をしない学校)は、
南山女子部
南山男子部
愛知淑徳中学校
金城学院中学校
です。
上記4校は、高校入試は実施されないので、中学入試でしか入学するチャンスはありません。このように完全一貫校は4校だけです。
以下明日以降に続く。

5/8送信分
「6カ年一貫教育は二種類あるのだ」その2

完全一貫校ではない(高校から生徒募集募集をする)中学校の説明会で注意深く聞くポイントは、「高校から入ってきた生徒と中学から上がってきた生徒がどのようにクラス編成されるか」という点です。

多くの私立高校では、中3時点で高校教科書の学習をしていますので、高校から入学してきた生徒と自校中学から上がってくる生徒のクラスを分けなくてはなりません。

例えば、愛工大付属中では「中学から上がってきた生徒と、高校から入学した生徒は、校舎も指導する先生も別(名称はどちらも愛知工業大学名電高等学校)」になっています。つまり実質は完全6カ年一貫教育と言っても過言ではないですね。

それに対し、春日丘啓明コースは中学校から上がっていった生徒と高校から啓明コースに入学してきた生徒とが混じります。そして高校から入ってきた数名から10名程度の生徒に関し、1名の先生が(ある時期までで、特定の教科のみ)指導するようになっています。このような場合は、「高校から入ってきた生徒が優遇される」という印象を感じる保護者もいますので、学校側も事前に知らせるべき(保護者も事前に知るべき)だと思います。また担任団は啓明・特進・国際が一つのグループとなります。

このような点を高校からも生徒募集する学校の説明会では注意して聞いてきてください。場合によっては高校の入学説明会に参加する必要もあると思います。


以下明日以降に続く。

また、変わる大学入試についてという視点から説明会で聞くべき内容を私のブログで紹介していますので合わせてお読みください。

私立中学校の「新」選択基準その1
私立中学校の「新」選択基準その2

以上です。

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