TOEICとTOEFLの違いは何?・・・2015
子育て真っ最中の保護者の皆さん、こんにちは(こんばんは)。
要学院塾長です。
要学院のニルス英語教室で、TOEIC(トーイック990点満点)とTOEFL(トーフル120点満点)の違いはどこにあるのでしょうかという質問を受けることがあります。
例えば、慶応大学商学部ではTOEICのスコアが重要で、慶応大学法学部ではTOEFLのスコアがものを言います。
英語を公用語としていたり重要視している企業はTOEICのスコアを基準としています。例えば楽天は新卒社員にTOEIC800点以上を求めていますし、ソフトバンクではTOEIC900点以上のスコアの社員に100万円のボーナスを出すという記事を読んだことがあります。またある商社では海外勤務の条件としてTOEIC800点を要求しています。
それに対しTOEFLは(ネイティブ以外の人が)アメリカの大学へ留学する際にそのスコアを提出することになります(英語での授業が理解できるかどうかという判断材料ですね)。一例として、アイビーリーグ(米国名門大学8校)のイェール大学・コロンビア大学で100点・プリンストン大学で107点等々、平均すると101.5点程度になります。また留学生数ランキングトップ20校の平均スコアは95点程度と言われています。
つまり、社会人に必要なTOEICと、留学に必要なTOEFLという区分になるでしょう。
下は我が家の息子が受験したTOEICとTOEFLの成績表(スコア)です。TOEICがリスニング(495点満点)とリーディング(495点満点)という区分なのに対し、TOEFLはそれにスピーキングとライティング(各30点満点で合計120点)が加わります。
このような関係で、2020年から始まるセンター試験に変わるテストでは、英語の判定材料としてTOEFLが候補となるわけです。
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