英語の重要性・・・GOAL2020(その2)
文科省が発表した「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」に基づき、小・中・高校を通じて支援を進めてきた英語教育であるが、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能すべてにおいて問題があったことが、昨年判明した。このような状況を踏まえ、生徒の着実な英語力向上を図ることを目的とした「生徒の英語力向上推進プランが策定された。
概要は、
生徒の着実な英語力向上を目指し、国および県で明確な達成目標(GOAL2020)を設定。
その達成状況を毎年公表して、計画的に改善を推進。
現在は2017年(平成29年)までの第2期が進行中である。
第2期の目標は、
中学卒業段階で英検3級程度(TOEIC120・IELTS2.0)以上を50%が取得
高校卒業段階で英検準2級から2級程度(TOEIC225〜550・TOEFL40〜86・IELTS3.0〜5.0)以上
以上のように、英語の力を測るために英検が一つの指標として、中学生や高校生に要求されるわけである。
2018年から始まる第3期での目標計画は、以下の通りとなる。
中学卒業段階で英検3級〜準2級程度(TOEIC225・IELTS3.0)以上を50%が取得
高校卒業段階で英検2級から準1級程度(TOEIC550〜785・TOEFL57〜109・IELTS4.0〜6.5)以上
2020年という年はご承知の通り、東京オリンピックが開催される年であり、この年を目標に以下の教育改革が行われる。
小学校の中学年・・・学級担任を中心に、週1~2コマ程度指導。
小学校の高学年・・・英語指導力を備えた学級担任に加えて専任教員も活用しながら、週3コマ程度の教科として指導する(通知表による評価も実施)。
中学校・・・授業は英語で行われる。
高等学校・・・授業を英語で行うと共に言語活動を高度化(発表・討論・交渉)する。
外部試験の活用により英語力を検証し、大学入試においても4技能を測定可能な英検、TOEFL等の資格検定試験の活用を普及・拡大する。
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