南山国際が募集停止です。
高校生徒数が295名。
中学生徒数が159名。
合計454名。
累積赤字が75億円ですか。
2018年度から南山国際中学校が1年生の募集を停止します。
中学の生徒数が少ない学校でも、高校で大量の生徒が在籍していれば大丈夫なのですね。
しかし、中学校から上がっていった生徒が大量の高校生の中に埋没する危険性もありますね。
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高校生徒数が295名。
中学生徒数が159名。
合計454名。
累積赤字が75億円ですか。
2018年度から南山国際中学校が1年生の募集を停止します。
中学の生徒数が少ない学校でも、高校で大量の生徒が在籍していれば大丈夫なのですね。
しかし、中学校から上がっていった生徒が大量の高校生の中に埋没する危険性もありますね。
必要以上に難しいテキストを使い、必要以上に難しいテスト受験させ、挙げ句の果てが「努力が足りませんね。もっと勉強してください。講習を受講してください。お母さんが家でもっと教えてください」という。
こんな塾を見かけますよね。
私の塾でも、「もっと勉強してください」ということもありますが、「このままでいいです」「講習は必要ありません」ということもあります。
基準は、生徒の持っている力と目指している学校です。判断するためには、長年の経験と月例カリテの成績が必要です。しかもテストは手作りでなければ生徒の力を判断できません。
今の段階でどこまでできていたらいいのかを判断するために、問題は手作りせざるを得ないでしょう。
今週の要学院は「月例カリテ」を行っています。
小学5年生のテスト範囲は「速さ」です。月例カリテの問題を作成するときに私が意識することは「入試問題からも出題する」と言うことなんです。
この単元の一般的な学習内容は「木の下のハイジ」を使った「基本問題」、「旅人算」「グラフから読み取る問題」「つるかめや差集めと絡んだ問題」「通過算」「流水算」となります。
これらの単元から出題されている「入試問題」は2015年度だけを見ても、南女・滝・愛知・金城・椙山・春日丘があります。
速さの単元で、気をつける問題の一つに「往復の平均速度」がありますね。
私が生徒諸君に、耳にたこができるくらい注意したのは、「行きの速度と帰りの速度を足して2で割ってはいけない」ということです。この点は意識して記憶してください。
2015愛知中学校の問題から
「自転車で行きは時速25キロメートル、帰りは時速15キロメートルで往復したときの平均の速さは時速何キロメートルですか。」
これを「(25+15)÷2」とやっては絶対にいけません。速さの場合の速度は、平均だろうが何だろうが、公式に当てはめて「距離÷時間」で求めます。この問題では距離が出ていませんので困る受験生もいます。書いていないときには自分の好きな数字を当てはめるわがままさが必要ですね。この問題では25と15の最小公倍数の75を距離とするといいですね。
というわけで、75÷25=3時間、75÷15=5時間、75×2÷(3+5)=18.75キロメートル毎時が答えです。
(金城の過去の入試問題では40と60・4と6の場合の平均速度が問われています。)
月例カリテに出題した入試問題をもう一問紹介します。
南山女子部2015年です。
「縮尺5000000分の1の地図上で、中部国際空港と那覇空港の距離は26センチメートルです。ある飛行機の速さは分速10キロメートルです。この飛行機で中部国際空港から那覇空港まで行くのに、何時間何分かかるでしょうか?」
実際に飛行機で行ったことがある人ならだいたいの時間はわかりますよね。
春日丘中学校が発信している「Keiメイト通信」の11月18日号が届きました。
こんにちは。春日丘中学校です。
今年度、春日丘中学校は開校25周年、
春日丘高等学校は開校50周年を迎えました。
春日丘中学校には、カナダのウエストケローナ市に
GMS(グレンローザ ミドル スクール)という姉妹校がありますが、
先日、開校25周年を機に新たに姉妹校の提携をしました。
これまでの姉妹校と同じ地区にある
CNB(コンスタブル ニール ブルース ミドルスクール)です。
2月下旬から10日間行われる
中学3年生のカナダ語学研修では、
両校の生徒のご家庭に
ホームステイさせていただくこととなります。
これで姉妹校が2校となり、
国際的な交流がさらに盛んにできるようになりました。
また春日丘高等学校は、今年度文部科学省から
スーパーグローバルハイスクールの指定を受けました。
これから春日丘は、ますますグローバルな視点を持つ
教育を展開していきます。
カナダから姉妹校の校長先生をお迎えして行った
調印式、歓迎会の様子をホームページで紹介しています。
是非ご覧ください。
授業翌日に送信している「要学院通信」の本日号をご紹介。
皆さんへ
こんにちは。
今週の木曜日から要学院新年度募集が始まります。それに合わせて本科生(現6年生以外の方々)の皆さんには新年度のご案内を明日から配布いたします。来年2月から始まる新年度も要学院で授業をお受けいただくよう、担当者一同、心よりお願い申し上げます。
11月29日の日能研模試は一部の指名された方が受験しますが、12月23日の日能研模試は6年生と5年生の本科生全員に受験して欲しいと思っています。試験会場は6年男子が南山男子部・6年女子が金城学院中、5年男女が愛知中となっており、既に全員分の座席を予約しました。詳細は後日お知らせしますが、どうしても受験できないことが判明している場合は近日中にお知らせください。受験料は6年生が5940円で5年生が4320円となっております。
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塾長から・・・
要学院の授業は1クラス10名程度です。
ということは、新5年生と新6年生の募集はほんのわずかです。
最近、「反転学習」と「アクティブラーニング」という言葉が良く出てきます。
反転学習とは「授業を家庭で受け、宿題を学校(塾)で解く」学習方法です。この方法が成り立つためには、授業をインターネットで配信する必要があります。最近では、一家に一台のパソコンから一人に一台のタブレットになりましたので十分可能となります。しかし、家庭で行う学習は「保護者等の監督が必要」であることに変わりはありません。子供が一人でも興味を持って取り組んでくれる映像授業が作れるかどうかが重要でしょう。
アクティブラーニング、これはまさしく字の通り「能動的な学習」ということになります。今までの、教師が一方的に話をする授業スタイル(講義型)に対し、生徒が積極的に参加する(自分の頭で能動的に考える)授業を「アクティブラーニング」といいます。生徒の参加とは「生徒も考え、意見を発表する」ということになります。決してやかましい授業ではありません。活気のある授業と言えるでしょう。NHKでも放送された「白熱授業」が一つの見本かもしれません。解答がない問題にも解答を見つけていける人間を育てることを一つの目標にしています。
反転授業やアクティブラーニング、2018年からの小中高等学校の英語授業など、我々の世代が経験しなかった授業をこれからの子供たちは経験していきます。
今月の5年生は「速さ」の学習をしています。「きのしたのはいじ」から始まって「旅人算」「通過算」「流水算」と続きます。速さの問題では、常に公式に当てはめて考えるということから「往復の平均速度」が問われます。
行きが時速40キロメートル、帰りが時速60キロメートルで往復したときの平均速度を求める問題ですね。
速度を求めますので「距離÷時間」を使って、時速48キロメートルと答える形式の問題です。
さすがに40キロと60キロのパターンでは、受験生は対策を練っていますので、簡単に答えてしまいます。
しかしたまに「サービス問題」として見かけますね。金城では2013年度の入試で「行きが時速6キロメートル、帰りが時速4キロメートルの時の平均速度」を求めさせる問題が出ていました。
速さといえば、何はともあれ「平均速度」について理解させるのが、要学院の授業です。