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2016年10月20日 (木)

金城学院のDignity その1

ロビー正面には"You must have Dignity ."の文字が。この"You must have Dignity ."は、第6代校長であるエラ・ヒューストン先生が生徒に説いていたことばで「品位・尊厳を持ちなさい」という意味です。

それと同時に、金城学院の教育の根幹を成すものと感じています。

Dignity(尊厳)と言えば、南山男子部と南山女子部の「人間の尊厳のために」を要学院塾長は思い出します。

尊厳という言葉について、女子部と男子部の前校長である西先生がこんな風に話されています。

「人間の尊厳のために」

あなたは、すばらしい人です。
頭がいいからだとか、運動がよくできるからだとか、かっこいいからだとか、心がやさしいからだとか、そんな理由なしに、あなたはすばらしい人なのです。

遠い記憶を呼びさましてごらんなさい。
そう、あなたがまだ赤ん坊だったときのことを。
お母さんは「よしよし、いい子」とやさしく語りかけてくださいました。
お父さんは「たかい、たかい」と両腕で持ち上げ、あやしてくださいました。
自分では何ひとつできないあなたに向かって、
理由なしに、「おまえは、よし」「あなたは、いい子」
そう語りかけ、呼びかけてくださいました。

あなたは、かけがえのない人です。
他のどんなものとも交換できないたいせつな人なのです。
今までも、これからも、二度と現れることのない、たったひとりの人です。
世界中どこを探しても、二人といない、たったひとりの人です。

しずかに考えてごらんなさい。
あなたがいなくても、かわりは何人でも、どこにでもいるよ、
別にあなたでなくても、かまわないよと言われたときのさみしさを。
そして、他の人とくらべられたときのかなしみを。
かなしく、さみしいのは、それがほんとうのことではないからなのです。
くらべること、かわりがいるということ、それがまちがっているからなのです。
たったひとりしかいないあなたは、他のだれかととりかえることなどできません。唯一の神が、ご自分の生き写しとして、唯一のあなたをお造りになったからです。

あなたは、理由なしに、すばらしいのです
あなたは、他のだれともくらべられない、かけがえのない人なのです。
そのあなたの尊さのことを、人間の尊厳(そんげん)と言います
わたしたちは、あなたの尊さ、人間の尊厳をたいせつにします。
人間の尊厳のために、
それが南山なのです。
あなたが人間の尊厳のために生きる人となりますように、
それが長崎南山学園の熱い願いなのです。


 2015年 4月21日 校長 西 経一

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