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2016年10月10日 (月)

思考力を高める訓練

二日間にわたってお知らせした林先生のインタビュー記事ですが、大変興味深かったですね。

あることがきっかけで、「源氏総覧」を書き上げるために、徹底的に調べて、何度もまとめて形にする。この経験が、思考力を高める訓練となって、中学受験の勉強にも大学受験の勉強にも役だったとおっしゃっています。

一つのことを何週間にもわたって調べ、まとめて、プレゼンテーションする授業は現在の日本では行われていません。

しかし諸外国では当たり前に行われている授業みたいです。

下の写真は、我が家の息子が小学3年生のときに学校でプレゼンテーションした資料です。エジプトの研究です。娘は、ペンギンや熱帯雨林の研究発表をしていた記憶があります。もちろん日本の小学校ではなく、インターナショナルスクールでの経験です。この学校では、一つのテーマについて数週間にわたって生徒自身が調べて、その結果をプレゼンするという授業があります。一つのテーマを深く掘り下げ、自分で思考し、まとめ、発表する訳です。
あわせて、引用した部分はしっかりと出典を明らかにするよう、耳にたこができるくらい注意を受けます。

林先生のような学習方法(一つのことを長い期間調べ、まとめて、プレゼンする)は、近い将来の日本の学校でも取り入れられます。

2020年の大学入試がそうですし、現在の大学入試でもAO入試においてその力が要求されます。

小学生から大学生まで、思考力を高める訓練が必要になるのは、社会人となっても世界で生き抜く力が養成できるからです。

愛知県の私立中学・高等学校もこのような力を養成するための授業を展開し始めています。公立と大きな差が出るでしょう。

例えば、金城学院中学・高等学校では「Dignity」という授業を通じて、根気強く一つのことに取り組み、思考力を高め、生きる力を高める(結果として新しい大学入試にも役立つ)訓練を行っています。

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