要学院通信2月23日号
保護者の方に毎日送信している「要学院通信」です。お読み下さい。
皆さんへ
こんにちは。
次期指導要領では以下のようになります。
「中学校では、互いの気持ちや考えを英語で伝え合う対話的な活動を重視。扱う単語数は現行の1200語程度から1600~1800語程度に増やす」
話せる英語と聞ける英語が対話活動ですね。英語でコミュニケーションするためには語彙力アップは当然です。そのための1800語なのです。
以下に、英検取得に必要とされる語彙数をネットで調べたもの2種を記載します。
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1級 1万から1万5000語の語彙力が必要とされます。
準1級 大学2年修了程度。 必要語彙数は7500語から8000語とされます。
2級 高校卒業程度 . 必要語彙数は約5000語とされます。
準2級 高校2年生レベル。必要な語彙数は約3600語。
3級 中学卒業レベルの英語力 必要語彙数は2100語程度。
4級 中学2年生の英語修了程度。 必要語彙数は1300語。
5級 中学1年生の英語修了程度。必要語彙数は約600語。
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1級(合格ライン約70%):必要最低語彙数12500~13500:当然準1級とは比べ物にならないばかりか、準1級の約2倍の語彙力は必要。TOEIC900点でもまるで歯が立たないことが非常に多いのはこの10000語レベル以上の語彙の出現が多いこと、読解の選択肢が巧妙・奇妙で正答しづらいことにある。語彙力10000語ではほぼ無理。13000語に達したくらいから短文問題で分からない語彙がかなり減る。
準1級(合格ライン約69%):必要最低語彙数6800~7000:2級と準1級の壁。合格ラインが7割目処になり、短文問題、読解問題、リスニング問題全てがレベルが高まる分、ここに到達できずにあきらめる英語専攻の大学生も少なくない。
2級(合格ライン約61%):必要最低語彙数3800~4000:同じく並行して(準2:3600、2:5100)語彙レベルが高まる。
準2級(合格ライン約59%):必要最低語彙数2600~2800:出題語彙範囲が3級と比較して1500増える分、ほとんど平行して必要語彙数が増える。リスニング1回に耐えられる即解力と短文問題の解ける速さも影響。
3級(合格ライン約60%):必要最低語彙数1250~1350:出題語彙範囲2100には固有名詞も含まれ、頻出語の理解が必須。
4級(合格ライン約59%):必要最低語彙数600~700
5級(合格ライン約58%):必要最低語彙数300~400、リスニングの出来で大きく差あり。
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我が家の息子が英検1級を「やっと」とれたときのTOEICは965点、TOEFL100点という相関でした。因みに南山男子部高3で英検1級合格は息子が2番目でした。1番目の子は現役で京大でした{凄いですね)。
英語を書けないアメリカ人はいるかもしれませんが、英語を話せないアメリカ人はいません。みなさんも必ずしゃべれるようになります。というか皆さんが大人になる近い将来は英語が話せないと高給は無理かもしれませんね。