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3月11日は東日本大震災が起こった日で、もう6年も経つのですね。
先日6年生に、3月10日といえば何の日だ?と聞きました。誰も答えられませんでしたが、1945年の3月10日は東京が大空襲に襲われた日ですし、近年は国公立大学前期入試の発表日がこの日近辺にあります。
我が家の思い出は5年前の3月10日、娘の大学合格発表日でした。当時東大はウェブでの合格発表を行っていませんでしたが、その代わり「東大新聞(東大の学生が運営)」がウェブで合格者の受験番号を発表していました。この年、東大新聞が発表した受験番号が過去の資料であるという大失態。翌年から、大学が正式にウェブでも合格発表を行うきっかけとなりました。
要学院通信とは、塾長が塾生のご家庭に配信しているメールで、授業報告を兼ねています。
今週の要学院6年生算数の授業は「対称図形」だ。いわゆる「線対称と点対称」だよね。この単元が出るのはもちろん「金城学院中学校」。今までは線対称の仲間と点対称の仲間を区別する問題だったけど、今年は作図が出題されたよね。びっくりだね。
しかも、点対称の作図だ・・・・。
小学校の授業で、もちろん学習するこの作図は、受験テキストではやらないことが多い。しかも小学校で学習するとき、多くの生徒が嫌うのが「点対称な図形の作図」だもんね。
今年、金城で点対称の作図が出たと言うことは、来年度も狙われる可能性があるので、要学院では「点対称な図形の作図」を徹底練習だ。ゴメン、男子もつきあってね。
金城学院中学校 入試問題算数2017年度
要学院の月例テストから。
先月の要学院6年生カリテは「速さ」でした。「木の下のハイジ」・「旅人算」・「通過算」・「流水算」・「時計算」がその範囲で、入試問題で構成されています。
最初に注意するのは「往復の平均速度」ですね。往路が40キロメートル毎時、復路が60キロメートル毎時で2点間を往復したときの平均速度を求める問題に代表されます。あくまでも「木の下のハイジ」に従って求めますので、「50キロメートル毎時!」等というノー天気な答えは出さないようにね。同パターンは金城や愛知で出題されているね。
名古屋の今年の問題は自転車で往復するときに「パンクしてしまう」問題だ。日本語は長いけど簡単だよ。
2月の算数カリテの一部を掲載しておくので解いてみてね!
第6回トモダチボウルが開催されるよ。その2
今年も、セレクションを経て選抜されたU-19の選手面々。その中には南山高校CRUSADERS出身者が3名もいます。当然のように、我が家からも応援に行きます。
今年のトモダチボウル日程は、以下の通り。
関東学生アメリカンフットボール連盟
開催要項
大会名
第6回 日米親善試合 『トモダチボウル』
主 催
一般社団法人 関東学生アメリカンフットボール連盟
日 時
2017年3月12日(日) 13:30キックオフ(開場10:00)
場 所
アミノバイタルフィールド 調布市西町376-3
対 戦
チーム Rising Sun(19歳以下且つ1年生迄の関東選抜) VS チームUSA(米軍基地高校、ASIJ)
入場料
一般・大学生:当日1,000円 高校生以下無料
その他
Football TV!でライブ配信
問合せ先
トモダチボウル大会事務局(関東学生連盟内)
182‐0032 東京都調布市西町376-3 味の素スタジアム内
TEL:042-440-0881 FAX:042-440-0882 E-mail:info@kcfa.jp
第6回トモダチボウルが開催されるよ。その1
「トモダチボウル」って何ですか?
昨年の記事(第5回トモダチボウル)で教えるね。
アメリカ大使館 公式マガジンより昨年のトモダチボウルを引用させてもらおう。
アメリカ大使館 公式マガジン
今年(2016年)3月13日、日米の学生同士が対戦するアメリカンフットボールの親善試合「トモダチボウル」が東京都調布市のアミノバイタルフィールドで開催された。試合終了後、嘉手納基地ハイスクールの最上級生でチームUSAのメンバーの一人、ドミニク・サンタネリは跳ねるように表彰台に登り、主催者から優勝トロフィーを受け取った。マイクが向けられると、彼はにこっと笑い、試合の目的と日米両選手の気持ちをソフトな語り口で簡潔にこう語った。「米国を代表して最高のアスリートと戦うのは名誉なことです。最高です」
そして午後の日差しが西に傾くなか、双方の選手たちはフィールドの端で食べ物や飲み物を広げ、交流会を楽しんだ。
トモダチボウルは昨年までに4回開催されてきた。第5回大会の今年、26対6で4度目の勝利を飾ったチームUSAのメンバーは、米国国防総省が所管する日本と韓国の高校に通う32人。対する日本のチームライジングサンは、首都圏の高校3年生と大学1年生55人で構成されていた。
冷え冷えする曇りがちの日曜日、試合は優に2時間半続いたが、試合後両チームの選手たちはチームに関係なく交流し、写真を撮るなどして友情を育んだ。
「(日本のチームにとって)とても良い機会だ」とチームライジングサンのコーチでハワイ出身のデービッド・スタント氏は言う。日本のXリーグで20年間リクルートシーガルズ(現オービックシーガルズ)のコーチを務めた後、慶応大学のコーチとなり4年目である。日本の選手同士のパートナーシップを深め、アメリカの選手と固い絆を結ぶ機会を提供することが、トモダチボウル本来の目的だ。「日本の選手にとって、アメリカの選手に立ち向かう最初で最後のチャンスかもしれず、またアメリカンフットボール発祥の地から来た選手と比べて、自分たちのレベルを知る機会にもなる」とスタント氏は言う。
「要は人間同士のつながりだ」と、沖縄のクバサキハイスクールで長くコーチを務め、チームUSAのアシスタント攻撃コーディネーターだったフレッド・ベールズ氏は言う。「学校、チーム、コミュニティーのため、君たちはUSAの文字が書かれたユニフォームを着て、国を代表している。とても名誉なことだ」
しかし、さまざまな事情でこの大会の開催が困難になった。そこで2009年末、関東学生アメリカンフットボール連盟の平澤幸一郎氏が、横田基地ハイスクールのコーチ、ティム・プジョル氏に働きかけ、東京近郊の米軍基地のハイスクールに通うアメリカ人選手でチームを作る計画を持ちかけた。ここから2010年に「カメリアボウル」が生まれた(「カメリア」という名前は、川崎市の木であるツバキ=camelliaにちなんでいる)。川崎スタジアムで開催された第1回大会では、チームUSAが神奈川県選抜の日本の高校生チームに勝利した。
カメリアボウルの第2回大会が2011年3月12日に開催されるはずだったが、前日に東日本大震災が発生して中止になった。しかし両国の関係者は、米軍と自衛隊が被災地の救援活動で連携したトモダチ作戦を記念して名称を「トモダチボウル」に変えて大会を続け、東北地域の復興を支援したいと考えた。
このようにしてトモダチボウルは始まった。2012年の第1回から2014年の第3回まで、チームUSAが大差で連勝した。その後日本チームは選手選考の方法を変え、大学の1年生と2年生の選手175人でトライアウト(選手選考会)を行い、そのうち55人がチームライジングサンの選手名簿に登録された。その結果、2015年3月8日アミノバイタルフィールドで行われた第4回トモダチボウルでは、チームライジングサンが100対22で大勝した。
第5回大会に向け、日本チームは再び選抜方法を変え、大学1年生と、首都圏の大学の付属高校の3年生でトライアウトを行った。大会前、日本の選手たちは5週にわたり週末に練習したが、アメリカ側がチームとして集まることができたのは計18時間のみで、3回しか練習できなかった。「あえて言うが、彼ら(チームライジングサンの選手たち)はもっとうまくなるだろう」とプジョル氏は語る。
試合前のセレモニーが厳粛に行われた。一方スタジアムの南西側には売店が並び、「タッチダウンカレー」や「トモダチブレッド」など、このイベントにちなんだ食べ物をふんだんに提供していた。さまざまな年代のユース・チームの試合が午前10時から始まり、試合開始1時間前まで続いた。
選手たちのウォーミングアップ後、国旗が掲げられ、国歌を斉唱した。また東日本大震災の犠牲者、負傷者、行方不明者に黙とうがささげられた。そして先攻後攻を決めるコインが投げられた。
トモダチボウルは、2008年と2009年の3月に川崎スタジアムで開催されたグローバルチャレンジボウルを起源とする。日米のU-19(19歳以下)の選手が戦い、いずれの年も日本が勝利した。
試合はトモダチボウル史上まれな接戦だった。スコアは26対6でチームUSAが勝ったが、「これまでの試合のなかで最もいい勝負だった。日本チームは全体的な組み立てがうまくいっていた」と横須賀基地ナイル・キニックハイスクールのコーチ、ダン・ジョリー氏は述べた。試合後、両チームで活躍したオフェンス、ディフェンス、最優秀選手にトロフィーが贈られた。その後は交流会で両チームの選手たちは大いに盛り上がった。「みんな、食べ物があるぞ!」と叫んだのは、韓国のハンフレーズハイスクールの最上級生ジェイリン・バーマーだった。「僕が一番乗りだ」と応じたのは、座間アメリカンハイスクールのジェイコブ・マーティン。
「両チームの選手が対戦するのは双方に大きな意義がある。絆ができ友達になるからだ」。スタント氏はこう言って、選手たちが友情を育む様子を見つめながら微笑んだ。
日曜特訓の目的・・・入試で合格できる思考力養成
先日、10時30分から21時まで特訓を行いました。その目的は、新しい入試に耐える力を養成することにありました。
先日もお伝えしたように、要学院が得意とする中堅校でも「考えさせる入試問題」が目立つようになりました。今までの一問一答のように反射しているだけではだめな時代になってきています。
考えさせる入試問題とは、問題を見て、「あれっ、何が書いてあるんだろう、どう解いたらいいんだろう・・・」と受験生が感じるところから始まります。
今まで見たことがない問題にどう対処するかの訓練なしには、中堅校といえども合格できません。
その訓練が、本格的に要学院で始まったということになります。自分の頭で解決しない限りは、解答が出てこない。
しかし、「考えなさい!」だけだと一生答えが出てこないので、私がその子のレベルにふさわしいヒントを少しずつ与えていきます。そして問題が解けた後には、その問題と解法をルーズリーフにきれいにまとめ、何度でも復習できるようにします。
こんなやり方ですから、本当に時間がかかります。
保護者の方がご家庭で行う場合は、「こうやって解くの!」といきなり解法を指導する方が多いと思いますが、それで学力が付く生徒ばかりではありません。
頼りになるのは「自分の頭だけ」という意識と「自分の力で解けた」という体験を通して学力アップを図らせるためには、担当者の地道な努力が必要です。
その部分をご家庭に丸投げする塾を私は嫌うのです。そこの塾先、一番力を入れなくてはならない部分から逃げるなよ!
昼食とおやつと夕食は全員でイオン春日井のフードコートでした。要学院からイオンまでは徒歩3分、買い物や食事はとても便利!
しかし、先日の日曜日はスガキヤの半額デーだったので、大混雑で空いているテーブルがないんです。ところがところが、普段は物静かでおしとやかな女子が真っ先にテーブルに座っていて、一番元気な男の子が「せんせい〜〜、席がない・・・」。
生徒諸君の昼メニューは、スパ・マック・うどん等々、おやつはミスド・31等々、夕食はおにぎり等々、好きなものを食べました。
生徒たちの感想を聞くと、あっという間に終了したという言葉が返ってきました。思いやりのある生徒ばかりですね。
新年度の施策について
平成29年度の入試問題を見ると、思考力が必要な問題がずいぶんあるね。上位校ではもちろんなんだけど、中堅校でもその傾向が顕著だな。算数などは、今までの、〇〇算等では対処できないぞ。どうする?
頼りになるのは自分の頭だ。例えばただ一人無人島に漂着したときに、ご飯を待っている小学生はいないよね。みんな必死で食べ物を探すよね。今年の入試もそれなんだ!問題を読んでも、どうしたらいいのかわからないんだ。そこであきらめる生徒には合格通知は届かない。そこで必死になって考える生徒には合格通知が届く。
どうしたらそういう生徒が育てられるのか?それが問題だ!
生まれながら優秀な生徒が最初から身についているそんな力を、生まれもって身についていない生徒にどうやって身につけさせるのかが、今年の要学院のテーマの一つだな。
施策の第一歩として、「自分の頭で解く練習、時間無制限だよ」と題して、日曜日に特訓を始めることにした。10時30分から21時まで。食事は全員でイオン春日井フードコートで食べる。しかも昼と夜。おやつもイオン春日井に買い出しだ!
無人島ではないから食事の心配はいらない。心配するのは「自分の頭をはたかせること」だ。
頑張ろう!!(因みに受講料は必要ないよ)
追伸
今年の入試問題が欲しい人は、実費(USB代金のみ)で分けてあげるよ。事前連絡の上、要学院に来てね。形式はPDFね。