要学院通信<3月30日号>
要学院では、授業終了後に要学院通信を送信しています。
以下は3月30日号の要学院通信です。
皆さんへ
こんにちは。
毎年、いろいろな個性の生徒諸君を見てきます。もちろん受験勉強に関する個性です。慎重や体重、性格が千差万別であるように、学習が身につくということも個性的です。
例えば、速さの問題で「時速60キロと時速40キロでA地点とB地点を往復したときの平均速度は時速50キロではないですよ」と授業をします。1回の授業で次からミスしない生徒もいれば、何回もミスする生徒がいます。1つのことを理解し、覚えるまでの回数は千差万別です。
ご家庭で保護者の方が指導する際には「これ以前に教えたよね?忘れたの?」と言ってしまいがちですが、要学院ではそんなことは言いません。何度(5回でも10回)でも丁寧に教えます。
最終的にわかってもらうことが我々の仕事ですから、いくらでもミスしてくれていいのです。
「えーっっ、まだわからないの??」なんていう塾教師は失格で、その瞬間に子どもたちは「しょぼーん」とします。
大手の学習塾は毎週のカリキュラムが固定しているので、5回も10回も教えている暇はないです。のんびりタイプ(何度も教えてあげないといけないタイプ)の生徒には辛いですね。わからないまま、次から次へと進んでしまい、わからない貯金が積み上がっていきます。
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