漢字はどこから出題される?
要学院では、来年度からのシステム変更に合わせてテキストの見直しも行っているんだ。
漢字教材も見直しているんだけれど、「生徒諸君にとって使いやすくて、しかも、この中から出題される」というものを探しているんだ。
例えば、今年の南山男子部の漢字は以下の通り。
書かせる問題
養蚕・背景・変革・探知・郷里・奮う・臨海・損傷
読ませる問題
仁術・頂く
これらの漢字、皆さんが使っている塾のテキストに載っているかな??
調べてみるといいよ。
例えば、「仁術」。
「仁」という字を、小学校では6年生で学習する。
手元の学校図書の教科書を確認すると。「仁愛」(86ページ)という熟語で新出漢字扱いだ。
だから小学校では、「仁愛、仁愛、仁愛」と練習する。学習態度のなっていない生徒は「仁、仁、仁」としか練習しないかもしれない。
学校図書6年国語の最後の方に「この本で習う漢字」が掲載されていて、その「仁」(280ページ)の部分には、熟語として「仁愛・仁義」と書かれている。
つまり、「仁」という漢字を6年生で学習するのだけれど教科書には「仁術」が出てこない。
男子部の問題作成の先生(高木先生)は何を見て漢字問題を作成しているんだ???
答えを教えよう。(高木先生から聞いたわけではなく、要学院塾長が調べたので誤解しないでね)
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それはね、小学校で生徒諸君がもらう「漢字ドリル」なんだ。
学校からの宿題として、生徒諸君が取り組んでいるあのドリル。
例えば「仁」のところはこんな感じ↓
ちゃんと「仁術」が出てきているでしょ。
このページには他に「養蚕」「臨海」の漢字も出題されているね!
普通の受験生は「小学校からもらう漢字ドリル」なんてバカにしているよね。
だから、いい加減にしか取り組まないよね。
でもそれは失敗。
小学校からもらう漢字ドリルを完璧にしていれば、漢字問題では9割以上は得点できる。
ただし、熟語が大切と言うこと言って聞かせないといけない。
要学院塾長は、5年生や6年生に配当されている漢字を使った熟語がたくさん掲載されているテキストを見つけました。
入試問題と付き合わせて確認する限り、小学校からもらうドリルよりいいよ。
みんなも探してみてね!
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